ある日 神々が提言しました
この銀河の大霊よ 苦しむ者たちへ
我々はすべて、時空を超えた同類として、歓びしかない、過っての故郷の記憶を伝えてはどうだろう?
そこで大霊は人々を観たが、
様々な搾取や憎しみに苦しむ者が多かったが、こう述べた
やはり我等にも必要となる、今生としての役目を終えるまで、その記憶は封印しておこう
だが彼らは誕生のとき、しばらく覚えているであろう
それは 人への贈り物となる
こうして赤子は ときおり
不思議な笑み*を湛えるようになりました
*場にそぐわない笑み