みすゞ 2篇
くれがた にいさん 口ぶえ ふきだした。 わたしは たもとを かんでいた。 にいさん 口...
アルバム
表紙の埃をはらいそっと開くと顔と顔から 笑顔が放たれ 命がこぼれた寄り添い 抱かれ眼差...
秋風
時々家内が問う。 「うちの犬は何歳まで生きるの?」 「15歳ぐらい」 「どうしてそんな...
百舌鳥 山頭火の句
ふと子のことを百舌鳥が啼く 山頭火 山頭火が山里に入ると、どこからともなく百舌鳥の鋭い声が響きます。厳しい季節の到来を告げるその声により寂しさが募り、ふ...
子供たちの子供たちへ
一陣の風が庭の木の葉と戯れている。その舞い遊ぶようすを窓から眺めていると、子供たちの幼...
友
「神様って何だろうね?」 「虫みたいなものかな・・」 「次、生まれたら何してる?」 ...
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