青い空を見ていると不安になる。生きているのか死んでいるのか分からなくなるから。この世界に私、独りぼっちになってしまったような気になるから。
空に、空っぽな私を見透かされているような気になるから。
言葉を紡ぐのは空っぽな自分を埋めるため。隙間があると不安になるからできるだけぎゅうぎゅうに言葉を詰め込むの。みんな自分を持っているのに私だけ空っぽだって気づかれないように。
言葉を紡ぐのは確かにここにいるんだって誰かに知ってもらうため。立っているのか座っているのか、起きているのか眠っているのかさえ分からなくなってしまうくらいの不安に攫われてしまわないように、誰かに私の存在を認めて欲しいんだ。
拙くても、綺麗じゃなくても、誰にも分かってもらえなくても、今日も言葉を積み重ねる。
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