社労士みょうみょうのちょこっとセミナー

社会保険労務士の仕事を通して思ったことや考えたことを書いています。また制度や法律について、自分なりの解釈でお伝えします。

年金(ねんきん)ってそもそもなに?

2014-02-15 04:50:18 | 公的年金制度
年金は「としかね」ではなく「ねんきん」とよみます。

知っていますよね?念のためです!!

年金は今じゃとってもポピュラーな話題で、

おそらく中高生でも年金という言葉は聞いたことがあると思います。

さて、この年金ですが、そもそもなんなのでしょうか?

うちのばあちゃんの銀行口座に毎月振り込まれているお金でしょ?

って言う人、おしい!

実は毎月ではなく、2ヶ月に1回の振込みなんです。

(それくらい知っとるわ、って人かんべんしてください)

年金という字からわかるように、年額いくらと決まっていて

例えば50万円なら、それを12で割り(月額に直します)

2ヶ月に1回、つまり2ヶ月分づつ支給されるのです。

年金は「毎年定期的に」「継続的に」支給されます。

ちなみに支給月は、2,4,6,8,10,12の偶数月です。

年金額が多い人はいいんですが、少ないと

支給額のお知らせが家に届いても

年額なのか月額なのか(2か月分)わからず

勘違いしちゃうかもしれません。

基本中の基本なので押さえときましょう。

年金は英語で「pension(ペンション)」といいますが

語源はラテン語の「支払い」です。

ところで、ペンションっていったらあれですよね

ほら高原とかにある、白いステキな建物

ホテルよりも割安で家庭的な雰囲気の宿泊施設

つづり(スペリング)が年金のpensionといっしょなんです。

調べてみると、年金生活者が自宅の空き部屋を学生寮や

下宿式のホテルにしたことが始まりで、比較的安く泊まれる

施設をペンションというようになった、とのことです。









コメントを投稿