天井桟敷の人々の末裔

戦前回帰中の世の中を心配(おもう)ブログ

天皇の政治利用

2018-08-09 00:23:49 | 政治
よく自民党の奴(あえて奴と言わせてもらう)らは
「天皇を政治利用するな」という。
かつて習近平が来日する際に天皇と会合を持った時に
当時野党だった自民党は天皇を政治利用するなと揶揄した。

しかし、昭和天皇が死亡(一人の人間)した際に恩赦をした。
しかし、その本当の目的は当時の外国人登録法で
在留外国人には指紋の押捺が必須だった。
歴史的背景から居住している、韓国・朝鮮民主主義人民共和国・中国・台湾等の
人々に対しても例外なく行われていた。
しかも永住権を持っている人に対してもである。
まあ―その永住権と言うのも実質永住権とは呼べないものだが!
※永住権とは再入国の自由が認められて初めて永住権と呼べるものである。
 しかし、永住権者といえども、一旦出国しようとすれば、入国管理局から
 再入国の許可を得ないと入国できないのであった。


話を戻して、
その制度が外国人の人権を蹂躙しているとして押捺拒否をした人々が
国から刑事責任を追及され、裁判が全国各地で行われていた。
しかし、時の自民党政権は、この裁判は世界的な批判を浴びることから
他の微罪というか、現実にはもう起こりえないような犯罪と同じく免訴にした。
そのために、裁判で日本政府の姿勢を追求しようとしていたのにできなくなった。
そして、そのことに対して、裁判権の侵害であるとした訴えもことごとく却下されていった。

それを、昭和天皇という戦争責任を追及されないままアメリカ沖縄を売り渡した人間の死を利用した。

これを天皇の政治利用と言わずしてなんと言うのか!

今回、同じことをやろうとしている。
しかも、自らの関与がはっきりと疑われている安倍晋三・昭恵夫妻の真っ黒けの疑惑を
国会での虚偽答弁を行った人間に対してだ。
そう佐川前国税庁長官に対してだ。

国民は怒れ、怒れ
そうだろう、だって、あれだけ籠池氏の発言は虚偽と言いながら、偽証罪での追及を
自民党はかたくなに拒否というかしようとしないことが雄弁に物語っているではないか。
虚偽答弁ではないと間接的に証言しているようなものだろう。

佐川氏らが免訴になるのなら、本当に本当にこの国は終わりだ。


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1 コメント

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転載希望 (kakaa)
2018-08-20 11:41:40
転載、拡散させていただきました。
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