天井桟敷の人々の末裔

戦前回帰中の世の中を心配(おもう)ブログ

検察庁法改正に反対する。補足

2020-05-12 01:17:41 | 政治
昨日のテレビ番組の中で、山岸弁護士が検察庁法改正に関して
検察官は行政の一部であるから内閣の指揮下にあるのに
反対の声を上げているのはおかしい!との発言。

同局の浦川アナがかつて、突然に2週間ほどの休養のちに、
キャストのキャスターを降りたことがあった。
実際は、番組の中で安倍政権を批判したことが、原因であった。

だからだろうか
同調して岩本アナが、自粛警察と同じような気がする。
と同調していた。

しかし、山岸弁護士や岩本アナの意見には同調できない。
かつて、国会の中で、国家公務員の定年年齢と
検察官の定年年齢との関係で検察庁法により国家公務員法の適用はない
と国会で説明をしていたはず。

しかるに、この1月に東京高検検察庁長官の黒川氏の定年を延長すると
閣議決定し、事実上延長してきた。
しかも、法定年齢の延長による続投ではない。
内閣の裁量によるものであり、時の権力者の自由自在だ。
安倍まではここまではしなかったのだが、この国はこわれてしまった。

かつての国会での説明との齟齬を事後的に適用しようとして目論んだのが
今回の検察庁法改正だ。卑怯にもほどがある。

検察官は国家権力の中で唯一の起訴権限を有する権力者である。
その権力を有するものが時の行政のトップの顔色をうかがうことによって
65歳までの定年延長にあずかれることになればどうなるか?
今の、森友、加計、安倍のマスク等々、数え上げればきりがない。

権力の犬になるのは明らかだ。
こんな政権を許してはならない。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« やっぱり、チンピラ市長だった。 | トップ | ね!やっぱりね! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

政治」カテゴリの最新記事