またまた大阪都

昨日の報道で、大阪都構想に賛成か反対かを世論調査（電話）の結果
賛成が反対を10ポイント近く上回ったとのこと。
賛成の理由が大阪府と大阪市の2重行政が解消されるからだって

バカかと言いたい。
政令指定都市としての大阪市の予算を大阪市のために使えるのに
その予算の2000億円を大阪府に移転し、そのうちたった20億円を
大阪市のために大阪府は使うと言っているに過ぎない。
しかも、10年間だけだけど。

そのほかにも新聞なんどでは、大阪維新は
議員定数の削減
：これは一見聞こえはいいが、市民の少数意見が議会に吸い上げられない結果を招く。
：さらに今の公職選挙法では選挙資金は自腹であり、かつ供託金を300万円積まねばならない。
　ということは，いわゆる「カバン」というものを持っている人たちだけや組織からの
　公認とかがない限り、出馬はできても当選は難しく供託金は没収されるのが落ち
だから　なおさら、庶民は出馬できない。
本当に庶民のための政治を実現しようとするならば大阪維新はこの選挙費用をすべて税金で賄うように制度改革をしなければいけない。
しかし、大阪維新からはそのような声は一切上がってこない。

さらに、身を見る改革といいながら、政党助成金はしっかりと受け取っているではないか！
本当に身を切る改革というならば、政党助成金はすべて返還（過去の分も）し、かつこの制度を廃止すべく活動しなければいけない。
しかし、上記の議員定数で述べたように選挙費用を税金で賄うことについては沈黙しながら、
政党助成金はしっかりと貰うというこの根性が「意地汚い」の一言に尽きる。
マスコミの大阪維新べったりの報道には本当に腹が立つ。