一般的に言われている統計結果では
「経営能力層:マネジメント層:一般層」
英米では「5:3:2」
日本では「2:5:3」
この比率は正しいのかと疑問を持つ人が皆無に近い事
経営能力を潜在的に持っていても日本的な企業の在り方では意見を言っただけで必ず潰されてしまう
挙句に管理職能力や経営者能力が皆無に近い人達が管理職や経営者(私の評価では、肩書だけ管理職と偽経営者)に上がれるシステムを構築してしまった日本企業(文化)では、私が個人的または、知人の知り合いレベルで能力を知っている経営者で経営能力を持っている人は、5%以下ですつまり実際には2に該当する人物の中の更に5%だと思っています
最低限の経営能力とは、(会社が永久に存続するなんて幻想は捨てた上で)
ⅰ何年後か以上先の事を考えて様々な面で現在打てる布石を打てる能力
(論理思考・戦略的思考・数年後の時代が何を必要としているか等)
ⅱ現状の問題をきちんと見極め改善する方向へ具体的な案が出せる能力
(同業者が現れた時に勝つ為の具体的な指針が示せるか?みたいな能力です)
(実際には根性論しか言えない経営者が多くて嫌になります)
ⅲ変化に対応・変化を予測し、起きた内容に対して具体的な指針を示せる能力
(先見性・対応力)
と解釈しています
「会社のビジョン」「企業理念」とか御題目的な理想論(会社の仕事内容と関係ない部分)は、現在の会社の在り方で終身雇用を前提としているなら必要かもしれませんが、終身雇用は経営者側からのリストラという形で崩壊しつつあります
会社が存続し続ける&会社が守ってくれるなどという幻想は捨てましょう