老害発生の原理 第壱章《何故、無能な管理職や経営者が日本には溢れかえっているのか?》
当然ながらコンサルタント全員では無いのですが、やはり仕事としてコンサルタントをやるという事は、言いたいことが言えない場合も多々あります
要は依頼主の意向から遠く離れた話をする事は出来ない(しない)からです
依頼主がダメすぎて話の途中で帰った事が有りますが、そんなコンサルは当然ですが次回から呼んで(雇って)もらえません
こういった事がやりたいけれど説明を ⇒ やりたいって方向性は決まっているのだし、こんなのは自分で調べれば良いじゃないですか とか
方向性が揺らがないなら失敗しても自己責任でしょう とか
凄く言いたい事もありましたが、論外ですし・・・
前に機械を買うか止めるかの相談を受けた時、こんなのコンサルとは言えませんが、聞くだけ聞いておいて、最初の目的で買った機械を使用して儲からなかった場合の使い道付きで、投資コストと回収にかかる期間の見通しを代替え商品の提示までして提案しましたが、提出した資料を読んでもいないのか売り込みに来たメーカーの説明だけで、機械のスペックを自前で調べもせずに値段だけ高い汎用性皆無の機械を結局買って半年後には売りに出していた会社社長が居ました(確か損害が数千万)
最初から聞く耳を持っていない人がコンサルを入れても無意味だという例にはなると思います
こういった機械やシステムの導入時 基本的にシステムや機材を売っている側は良い点しか触れませんし、コンサルとメーカーが組んでいれば一緒に良い点しか言わずに売り込むものですよね(私は常に比較対象を提示し欠点も晒しますけど今はネットで調べれば解る事も多いじゃないですか)
なので、聞く耳を持っていないなら、
コンサルタントは入れても無駄(無駄な場合があります位にしときます)
となるのです
勿論、意見に対する精査・検討は必要です
最終的に提示された案を採用するかしないかは自己責任ですから