「薄月夜(うすづきよ)花くちなしの匂ひけり」(正岡子規)
くちなしの濃厚な甘い香りは、夜にはいっそう匂うそう。
一重の花も描いてみたいのですが、近くの公園には八重のものが植えられています。
八重の花の方が、香りが強そうな気がします。
ご覧いただきありがとうございました。
「薄月夜(うすづきよ)花くちなしの匂ひけり」(正岡子規)
くちなしの濃厚な甘い香りは、夜にはいっそう匂うそう。
一重の花も描いてみたいのですが、近くの公園には八重のものが植えられています。
八重の花の方が、香りが強そうな気がします。
ご覧いただきありがとうございました。
「山も庭も動き入るるや夏座敷」(松尾芭蕉)
ちょうどこの光景を見ました。蛍袋の花の中に蜜蜂が入って花の蜜を吸っているところです。
最近は蜜蜂が激減しているとニュースで見ました。
どこかの大学では、蜂の代わりに蝿で受粉をする研究をしているとか。
できるだけ在来種の花を沢山植えること、できるだけ農薬や除草剤などの薬剤を使わないこと、が蜜蜂の絶滅を防ぐ、とネットの動画で見ました。
気候のせいもあるかもしれませんが、今年はいつも来る南天の花に、熊蜂がほとんど来ませんでした。
家の外回り(公道部分に)は、
アスファルトやコンクリートの隙間から雑草が生えてくるので、除草剤を使っています。
考えさせられます。
今日もご覧いただき、ありがとうございました。
急に暑くなり体調を崩されていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
暑熱順化したくとも熱中症と隣り合わせの6月となりました。
本格的な夏には、いったいどのくらい暑くなるのでしょうか。
どうぞ、お気をつけ下さい。
さて奥の細道7作目です。
「夏山に足駄を拝む首途(かどで)かな」(松尾芭蕉)
最近、図書館で借りて来た本です。奥の細道をドナルドキーンさんが英訳したものです。
日本文学に精通していたキーンさんですが、この英訳をするのは、かなり骨が折れ、
特に単数系と複数形の区別、定冠詞と不定冠詞の区別を訳者が判断しなくてはならない事など苦労した、と冒頭文にありました。
まだ読み始めたばかりです。
参考までに上の一句だけ、キーンさんの訳を載せます。
In summer mountains
I bow before his clogsーMy journey's just begun.
英語で読むと改めて、意味を深く捉えられる気がしますし、俳句という短詩を訳する難しさも感じます。
このところ物忘れ予防にラジオの英会話を聴いています。錆びついた脳みそには、とても難しいです。多少なりとも刺激になりますように、と願っています。
ご覧いただきありがとうございました。