令和2年も始まって早1ヶ月が過ぎました。昨日やっとドカッと降りましたが、こんなに雪の見なかった富山の1月は初めての経験かもしれません
1月26日に北日本本因坊予選が、2月2日に北日本女流アマ囲碁大会が開かれました。
北日本本因坊戦は言わずと知れた、富山県で一番歴史のある伝統的な大会。
見事最終4人に勝ち上がりますと、挑戦者決定リーグに出場できます。
いっぽう、北日本女流アマ囲碁大会は全日本女流アマ選手権の予選も兼ねています。(県代表2名選出)
さて、勝ち上がるのは誰でしょうか
女流アマのほうの記事は広田連合会会長の心のこもった力作ですよ
■第66期北日本本因坊予選
富山県の強豪21名が参加し、4枠のリーグ挑戦権を目指し熱戦
トーナメントの組み合わせを決める予選のあと、決勝トーナメントが行われました。
注目は2人の小学生です。共に小学生の県代表。最年少リーグ入りが期待されます。
結果、小学生2人のリーグ入りはなりませんでしたが、立派な戦いっぷりでした
下記の方が今回リーグ入りされました。
◇大会結果
●廣瀬茂 (富山市 六段)
●山淵素行 (滑川市 六段 )
●高橋秀和 (富山市 六段 )
●宮岸黎明 (富山市 六段 )
勝ち上がった4名に加え前北日本本因坊の内藤さん、前期リーグ残留している竹宮さん、川越さん、源さんを加えた8名で
リーグ戦が行われます。 今季リーグも期待しています。
■第46回北日本女流アマ囲碁大会
A組(有段者)4名、B組(1級~9級)4名、C組(10級以下)2名が参加。総当たりのリーグ戦(B組とC組は一緒に)をそれぞれ3局と5局戦った。
今回からは、県支部連合会が運営に当たることになった。
参加者が全員で10名と少し少ないが、次回からはもっと多くの参加者があるようにと期待している。
ただ、対局が始まれば、参加者が何人であろうとも、戦うのは眼の前の一人、それぞれの目標に向かって1局ごとに真剣に戦うのみである。
A組では絶対王者森川さんが安定した戦いぶりで6連覇を達成した。彼女は、高校生、大学生の時女子の部で全国大会で優勝!している。そういうキャリアのある人は長い歴史の中でもほんの少数だろう。でもその彼女の実力をもってしても「まだ(女流アマ全国大会では)予選突破が出来てません。今年は頑張ります」とのこと。近年の女性のレベルの高さと層の厚さがうかがえる。
また同じく初代表になった坂井さん(中2)は、初めての全国大会への出場を決めた。碁を覚えて3年近くになるが、目標にしていた「県代表になること」を達成できて、きっと今から胸を高鳴らせているに違いない。3月14日、15日の全国大会を良い経験に、大きく羽ばたくきっかけにしてほしい。
B組C組とも、対局前は和やかだが、始まるとみなさんキリっとした真剣な表情で碁盤に向かっている。フレンズ碁や林間学校などで見慣れている表情とはちょっと違って見える。彼女たちにとっても1局1局、大切な対局なのだ。この経験がレベルアップにつながっていくのだろう、みんなにエールを送りたい。
無事に終了し、表彰式を待つだけになったが、取材の記者さんの到着が1時間ほど遅れるとのこと。
ならばせっかくの機会、交流対局を行うことにした。森川さんには指導碁2局、他の子たちとスタッフで4人ずつの団体戦(勝ったチームにはごほうび)、それから同伴の保護者の皆さん4名で友好対局を行った。3月15日に予定している「級位者大会and各段獲得戦」に繋がることになれば幸いだ。
みなさんごくろうさま。また次の大会で会いましょう。
■結果
A組 優勝 森川紗衣(小矢部市)※県代表
二位 坂井綾花(高岡市) ※県代表
三位 朝倉洋子(黒部市)
B組 優勝 宮寺奏和子(黒部市)
二位 米田 桜(黒部市)
三位 市山笑子(砺波市)
C組 優勝 畠山 琳(滑川市)
二位 坪田琴音(黒部市)
記事&写真: 風夢、hide
編集: hide
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