
広島は因島で行われた
「本因坊秀策杯」に
行って来ました。
この大会
普段の公式戦とは違って
プロアマ混合で行われます。
5年ほど前にも一度参加させていただき
その時はベスト4で負けました。
1回戦は必ず、プロ対アマという対戦になっています。
アマと言っても
その地域を代表する強豪で
全国各地から厳しいアマ予選を勝ち上がって来られた方ばかり。
いわばアマ一流。
この方たちにハンデをつけて戦うわけで
当然、大変です


そして、なんと言っても、優勝賞金100万円

準優勝30万円という
高額な賞金が魅力的な大会。
1回戦。
大阪から来られたアマ強豪と対戦しました。
この方が強いのなんの…。
僕以外の7人のプロは
早々とプロの強さをみせつけ圧勝。
残るは僕だけになりました。
やばい…。


負けそう…。

結城先生見てる…。

僕だけ観光に行く事になるの…。

あれ?
意識が……。
あなたは?
秀策先生?
秀策先生!!!!!!

な、わけはない。
気がついたら大逆転勝ち。
きっと、日頃の行いが良すぎるせいです

これで気が楽になりました。
なぜかと言うと、次の相手は結城聡先生。
だって勝てる気がしないから。
公式戦や研究会で何度も対局させていただいてますが、
僕の中の
「勝てる気がしないランキング」
100週連続1位は結城聡先生なのです。
しかし!
そんな人に勝ってしまうんだから人生わからない。
きっと日頃の行いが良すぎるせいです

朝、ちゃんと歯磨きをしたからです

さらに気が楽になり、準決勝。
星川三段と対戦。
流れがいいとうまくいくもんなんですかね?
いや、日頃の行いが良すぎるせいです

朝、ちゃんと歯磨きをしたからです

早寝早起きをしたからです

決勝。
舞台の上での公開対局。
ここでなんと…
記録係の席に
結城聡九段、小西和子八段が着席。
合わせて17段の記録係

やめてください…。

やめてください…。

半笑いで座ったままの先輩二人。
相手より、あなた方が気になって仕方ありません。
しかし今は集中せねば



幕が上がるまでの時間、邪心に満ちた考えを巡らせる。


うまい棒…何本買える?
ガリガリ君…コンビニごと買えそう…。
幕が上がる。
対局開始

お!?
なんか優勢な気が…。
おぉ!!
もはや勝利間近



1万が100枚

千円が…何枚!?
よし

決めにいったれ

……。
……。













ここから先は省きます。
都合の悪いことは省きます

とても楽しい大会でした

また機会があったら、エントリーしてみたいですね


ん?
前回3位タイ。
今回2位。
てことは!?!?!?
本因坊秀策杯の関係者の皆様
ありがとうございました


また機会があったら、よろしくお願い致します

ますますのご活躍応援させて頂きます。秋又楽しい企画お願いします、佳奈さんが参加されることも併せてお願い致します
この調子で,今度は名人戦頑張って僕たちを
ディズニーランドに連れていってください。(Igotaroより)