そうか、今日は花の金曜日かぁ。
じゃあ、心の奥にある壮大なる夢でも語りますか。
吾が国には「経済三団体」がある。
「経団連」は大企業を中心とする団体で、経団連会長は
財界総理なんて称される。
「経済同友会」は企業経営者が個人で参加する団体で、
中小企業関係団体と思っていいだろう。
「日本商工会議所」は地方の商・工業者が集まる団体。
だから零細企業主が最も多い団体と思っていいだろう。
で、三団体と政府が話し合い、最低賃金を決めている。
一週間前の彼らの話では、経団連は1.500円に前向き。
経済同友会は中間的で曖昧な感じの発言だった。
最も難関である日本商工会議所は、中小零細企業への
支援が必要。でないと多くの企業が潰れてしまう、と発言。
ところが、今週の水曜日、経済同友会の会長も仲間から
言われたのだろうが、大変身して「1500円は無理だ」と
言い出した。
時給1.500円で日に8時間働き、ひと月22日働くとして、
税金を引いた年収は300万円にも満たない。
世界の最低賃金に比べれば、それを支払えぬ経営者は能力が
不足していると見なされて仕方がないのである。
でも、結託して、イヤだ!無理だ!と保身丸出し発言。
では、ここから私の夢を語りたい。
どうして吾が国には「労働党」が生まれなかったのか。
それが不思議でならなかった吾が人生である。
賃金は経営者側と労働者側の取引なのだから、非正規
労働者と最低賃金労働者だけで労組(政党)を作れば、
充分に経営者側と戦える筈なのだ。
なにしろ、強烈なストライキが可能な人数なのだから。
私は当ブログで、日本共産党を一番不必要な政党だと
罵倒している。日本で一番歴史が古い政党を守りたい
気持ちはわからぬではないが、「共産」と聞いただけで
アレルギー反応が起きるのが世界の歴史でもあるのだ。
実際、羨むほど成功している共産国家は無いしね。
だからこの際、非正規社員と最低賃金労働者と日本共産
党で「日本労働党」を立ち上げ、最強政党にのし上る!
そこに、既に中間労働者の組織政党である国民民主と
立憲民主が後から入ってくればいいじゃないか。
「そうか、仲間になりたいか、じゃ、入れてやっか」とね。
経営者政党の「自民党」と、労働者政党の「日本労働党」。
遂に吾が国に、二大政党が出来上がるのだ。
ねっ、壮大な夢でしょ!
どれっ、晩御飯を作りましょ。