ホイッスルバード あいざわぶん

青島の旅 パート3

住民15人に対し、猫100匹の「青島の旅」
なのに、まだ猫の写真は一枚もアップせず。
何てことない、私は意地悪なんですな(笑)。

「青島の旅パート3」の今回も、猫の写真は
まだアップせずに、青島への唯一の足である
「青島海運」の話をしたい。
「青島に是非行きたい」という人の為、とても
役に立つ話をするのである。

旅客船「あおしま」は、全長が20m程度。
船室には約25名が乗れ、あとは室外の船上
にある椅子に座ることになる。
春から秋にかけては船外でもいいが、冬場は
寒いだろうから早めに室内席を確保した方が
いい。

料金は往復で1360円だから、安い!
船にはテレビがあり、水洗トイレもある。
船は一日に二便あるが、天気予報で波の高さを
前日にチェックしないと大変なことになる。
つまり、小型船だから簡単に欠航するのだ。
朝の便で青島に行ったはいいが、午後の便が
欠航になったら帰れないのである。
島には宿泊する旅館なんぞ無い。
飲み物、食べ物を売る店も自販機もない。
猫を捕まえて食べるしかないのだ(笑)。
絶対にその日の内に帰りたいのなら、一日を
通して波の高さの予報が50cm以内の日に
行くべきである。

もし、仮に島に取り残されたら、雨露を凌ぐ
場所はある。「青島海運」の待合所である。
水洗トイレと手洗い所があり、石鹸もある。
長椅子に横になって眠れば良かろうが、背中
は痛いだろうし、冬場は寒かろう。
場所取り合戦になる場合もあるだろう。
敗れたら、コンクリの床に寝るしかない。
「何も調べずに来て、帰れなくなる人もおる
んよ。これには島の人も困る」とババが眉を
顰めて小声で言った。
全く、その通り!莫迦に同情は無用!

そこで私の提案!
食べ物はドカンと用意して行こう。
水は手洗い場の水で何とかなる。
夏場は香取線香を持参しよう。
晩秋から早春に掛けては、せめて寝袋を持って
行こう。

青島は、本当は旅の覚悟が必要な島なのだ。
観ていると、殆どの客はアンポンタンばかりで、
船が欠航になるなんて露ほども頭にないようだ。
私は2000m級の山に行く出で立ちで行った。
船長にも、島のバアサンにも誉められた。
「備えあれば憂い無し」なのであ~る!

もう一つ提案がある。
一便の船は、夏場は午前7時に、冬場は7時半に
長浜港を出航する。
ということは、松山駅から早朝の電車に乗らなけ
ればならない。
きっと早起きは辛い人も居るかと想うので、対象を
男限定で提案がある。
深夜便(松山駅からの最終便)の電車で伊予長浜駅
に着き、駅舎で朝を迎える方法だ。

伊予長浜駅は無人駅だが待合室は広く、長椅子が
沢山ある。
その長椅子の全てに長浜高校家庭科の生徒さん達が
こしらえたフカフカの長座布団が置かれている。
冬場なら寒さ対策さえして長椅子で眠れば、安眠も
可能だ。
たった一泊でも、「旅の味わい満点」間違いなしだ!

・ ・・続く・・・

明日からは島猫写真を2回に分けてアップします。

















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