昨日に続き、摩訶不思議な価格に就いて触れてみたい。
レタス・白菜・キャベツが異常高騰したので国民は慌てた。
いつもならレタスは税込120円前後だったが、500円まで
値上がりした。
4分の1カット白菜は110円前後だったが、250円まで
値上がりした。
キャベツだって500円以上まで値上がりした。
(上記の価格は愛媛県松山市のスーパーでのもの)
主な原因は異常高温と降雨量の少なさ、と言われた。
(そうか、確かに、そうなんだろうね)と疑わなかった。
だけど、工場で生産されるエノキダケやシメジなどの茸も
1.5倍以上に値上げしているのは何故なのか。
もやしの価格に変化はないのに・・・。
そう言えば、大根も春菊も小松菜も1.8~2.5倍も値上がり
していたのは、どうしてなのか。摩訶不思議なのである。
もしかして、便乗値上げした商品もあるんじゃないの。
確実に便乗値上げしたのはアメリカ産「カルローズ米」だ。
国産米の値上げと同時に約2倍価格になったのだから。
これを便乗値上げじゃなくて、なんと言うのだ。
(10キロ・2000円台だったのが、現在は4000円台)
どうせなら農水省は、3月から3か月間でいいから国民が喜ぶ
程度の備蓄米を放出したら如何か。
昨年秋から買い占めてきた業者はギョッと青ざめる。
間違いなく大赤字になり、今後は買い占めはできない、と
いうことになるだろう。
「備蓄米は出せない」と、知っているから買い占めて儲ける
つもりなのだ。
備蓄米が出せないなら、外国米を輸入する手だってある。
何しろ美味しくて格安だから、やはり買い占め業者は次から
買い占めは行為は怖ろしくてできなくなる。
政府は「米の価格は市場に任せるべき」と言っていたが、
異常事態に対応すべく、介入することに舵を切った。
どうせ介入するのなら、政府は国民の立場に立つべきだ。
石破君は政治家なのに、その決断ができない。
国民が政治家に求めているのは、能書きではないのに。