ホイッスルバード あいざわぶん

花火大会に負ける坊ちゃん列車

5月に富士山一周の旅に行った際に、山梨県の小山で
今年最初の蝉の鳴き声を聴いた。
時間は午前9時過ぎのことである。
耳を澄まして暫く何蝉かと思案したが、時季と時刻から
「ハルセミではないか」と思ったのだが、聞き覚えのある
鳴き声から「ニイニイセミか」と思う感情の方が強かった。
で、帰宅してから調べてみた。
鳴いている時季と時間帯から察するとハルセミと思いたかったのは間違いでは無かった。
念のためユーチューブで鳴き声も検索した。
そしたらハルセミの鳴き声は春とは似つかわしくなくて、
濁音だらけの意外な鳴き声だった。
結局、私が聴いた蝉の結論は、ニイニイセミだった。
ちなみに、ハルセミは近く絶滅する種であるらしい。

松山で今年最初に耳にした蝉は吾がマンションの大木
の根本から産まれたのであろうニイニイセミ。
7月2日の午前中だったと記憶する。
そして本日、遂に、あのうるさいクマセミが鳴き出した。
だから松山市は梅雨明けしたのに違いない(笑)

さて、ここから本日の話題を・・・。
昨夜、五年振りに鎌倉市花火大会が開催された。
財政難のためクラウドファンディングで資金を募ったら、
目標額650万円に対して786万円が寄せられた。
(クラファンは今月21日まで募集中)
この786万円を、松山市が行ったクラファン「坊ちゃん
列車存続のため」の結果280万円と比較すべきだ。
これほど判り易い市民・県民・国民の気持ち・結論は
ないのではなかろうか。
坊ちゃん列車は大人も楽しめるものではないし、市民に
必要な生活の足でもないのが赤字の根本原因なのだ。
存続したがっているのは、元松山市長として市税を継ぎ
込んだ現愛媛知事・中村時広君だけ、と言っていい。

もう、存続するのは諦めよう!莫迦らしいから。
土砂崩れで崩壊した勝山(松山城が建っている山)を
安全にする修復資金に税金は使うべきである。
去年の6月からわかっていて工事を始めなかったのは
大きな問題ですぞ!

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