ホイッスルバード あいざわぶん

被災者にこそ楽しみを

昼風呂にゆったり浸かりながら考えた。

南極の昭和基地では365日・24時間入浴可能である。
娯楽が限られているから、食事と入浴が隊員の楽しみ
なのである。

吾が国の受刑者は週二回の入浴と知っている。
間違いがないか改めて調べたら、冬場が週二で夏場は
週三だった。

私の場合は、夏場が週五前後で、冬場は週三か四。
働いてないから、その程度で満足なのだ。
だけど、入らないのと入れないのでは大違い。
能登半島の被災者は入りたくても入れないから悲惨。
私なら我慢できないから、やはり一旦は逃げるだろう。

逃げるなら、なるべく近場がいい。
行くのも戻るのも簡単だから。
で、実際わたしが松山から1か月とか3か月とか逃げ出す
なら、千葉や茨城の従兄や従姉妹の家以外にどこか良い
場所はないものか、と調べてみた。
そしたら、お隣りの広島県に見つけた。
光熱費込で月額55.000円なので格安である。
もっと近場として、今治市のレオパレス月額35.000円も
見つかった。

このように私は、ほぼ遊びとして災難時のことも想定して
考える性格である。
考えて、一応の結論が出れば「憂いなし」になれるのだ。

被災地から一旦出るも良し、永久に出るも良し、最初から
最後まで留まるのも良し。それは各人の自由である。
そして被災者が現状から外の市町村に出た際、少しだけ
ハメを外すことを非難するのは大間違いである。
それだけは強く言っておかねばならない。
東北大震災の際に、残念ながら山形県民は福島県民を
陰で悪く言っているのを私は何度も耳にしているのだ。

〇楽しそうに焼肉屋で食べていた
〇バーで酒を呑んでいた
〇車でうろうろしていた

これらは全て仕方ないことだし、許容すべきことである。
小さくなって外食する理由がないじゃないか。
酒でも吞まなきゃやってられないかもしれない。
うろうろしているのは、道がわからないからかも。

「被災者は小さくなっていろ」という意識がいけない。
「明日は我が身」と考える余裕すらないのだろう。
そういう人こそ、いざという時に文句ばかり言うのだろう。

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