江角マキコって、この時代ノッてたのかな。ショムニで脚立抱えて他部署をラウンドする姿にはしびれましたが、このドラマは微妙だなあ。当時の放送は観ておらず、BSでの再放送2回見終えた感想だけど。
姑役が野際陽子、その夫に伊東四郎、年頃の娘を連れての出戻り小姑に浅田美代子、夫役に沢田一樹、江角マキコ演じる真琴の会社OLに白石美帆、あとおまけのように佐野史郎。キャストの演技も筋書きもテーマも申し分ないのに何か面白くない。ウケを狙いすぎての破天荒さが災いしたか?
江角マキコ演じる真琴がやり手の起業家、フード会社の社長という設定で、仕事に夢中になり過ぎて、晩婚40歳で沢村一樹と一緒になり離れに同居。時代も考え方も違う姑とバトルになるのは極めて自然で役柄もよく合っているけど。
真琴の母に何故わざわざ一人二役で野際陽子を?
野際陽子は、花嫁のれんや冬彦さんシリーズで完璧な業突ババアを演じた名女優。
それだけに本ドラマでは期待の声が多かったと思われますが。
何も同じ女優を姑役と母役にしなくても。その意図は何なのか?不自然で仕方ない。
昔のドラマでは一人二役って結構あって、
双子役とかにはインパクトあったけど。
姑と母は他人なのにねえ。
ドラマは終始騒々しいだけで、しかも小姑の浅田美代子は嫁寄りのリアクションが多いけど、出戻り小姑ってもっと底意地悪くいやらしさを見せた方が面白いのに。
一応録画していますが、既にあまり観る気にならないな。
それに比べて、「花嫁のれん」はどのシリーズも良かったねえ。
江角さんって、2017年に引退してるんだね。惜しい!