面白いですねえ。大きな展開はないけれど、すごっく温もりのあるドラマです。
NHK朝ドラと言えば、昔から人気が高く、一人の女性の一生を描いたものが多いです。
このドラマも梅ちゃん先生こと、梅子が紆余曲折、試行錯誤を繰り返し医者として尽力する生き様に打たれます。
今放送している時代は昭和の高度成長期。
一台のテレビに近所中が集まり感動したり、洗濯機や冷蔵庫も家庭に普及していきます。
昔の主婦ってほんとに大変だったんですよね。
ヒロイン梅子役は堀北真希さん。自然体な
演技とあどけない笑顔がほんとかわいい。
夫のぶ役の松坂桃李さんもりりしいですねえ。梅子とは幼馴染で、ほんの目と鼻の先に生まれ育った。でも、父同士はウマが合わず犬猿の仲でした。高橋克己さんは医大病院教授、鶴太郎さんは小さな工場の社長役。なかなかハマっています。
母役の南果歩さんの和装割烹着姿が似合う
こと。祖母役の倍賞美津子さんはハイカラで家族皆がお味噌汁にご飯なのに、トーストの朝ごはん。華やかです。
他にものぶの工場へ集団就職で田舎から上京してきたイガグリ頭の野村周平さんがかわいいんです。東北弁がとても上手👏
梅子の姉役にミムラさん、兄役に小出恵介さん、その恋人に木村佳乃さんと脇を固めるキャストも粒揃い。
脚本がしっかりしていて、観ていて飽きない。じーんと胸を打つセリフも沢山。
今では珍しくない女医さんですが、昭和半ばではまだまだ珍しかったのかな。
前を向いて生きていこうと思わせる素敵なドラマです。