見出し画像

合言葉はヒュッゲ

映画 恋愛小説家

タイトル素敵なんだけど、主人公の小説家は、とても偏屈で空気が読めない性格の悪いオヤジ、メルヴィン役をジャック・ニコルソンが好演しています。

アパート隣人は、ゲイの画家。これもなかなかクセが強いです。愛犬の躾ができなくて迷惑かけているのに知らん顔。業を煮やしたメルヴィンが、ダストボックスに犬を落とすシーンは最低。

メルヴィンは、ペンを持てば美しい言葉で愛を語れるのに、実生活は恋愛なんて雲の上の絵空事。口の悪さは一級品で、余計な一言を発しては場を壊す。

でも、行きつけのカフェに密かに憧れているウエイトレスキャロルの存在が。
キャロルも変な常連メルヴィンとの会話を楽しんでいる様子。

メルヴィンにとって、ひとり親のキャロルを助けることは打算のない思いで、隣人画家サイモンが大怪我を負い、住むところも仕事も失いそうになるのを助けたりします。

つまりメルヴィンって、真根は優しいのですね。強迫性障害や潔癖症を抱えながらも頑張って生きている姿に打たれてしまう。

サイモンの躾の悪いワンコとも仲良くなって、飼い主はどっちだっけ?ってほど強い絆で結ばれる。また、このワンコがめちゃくちゃかわいくて、演技力抜群。

最終的には、サイモンの後押しもあり、メルヴィンは自分の恋愛小説を完成させる。
ただ、あんなに潔癖症だったのに、いきなりのディープキスには口が開きましたが。

まあめでたしめでたしのハートウォーミングな作品だからよしとしよう。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る