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合言葉はヒュッゲ

映画 小さな恋のメロディ

これは1971年公開作品で、日本でも空前のブームを巻き起こしました。

主演のマーク・レスターの金髪くしゃ髪と眉間に皺を寄せながら話す仕草がすごく可愛い。
そして、共演のトレーシー・ハイド。黒髪のロングヘアが似合うすごく清楚なのに爽やかなお色気ある美少女です。

思春期真っ只中の二人の初恋物語。
ビージーズの軽やかな音楽がバックに流れ、映画に彩りを添えています。

舞台はロンドンで、厳格そうな学校と街の佇まい、墓地でのデート、規則に縛られた毎日から脱却したくて、仲間と秘密基地でダイナマイトを作っては実験。少年少女が大人の階段を上がる過程、心の機微をきめ細やかなる視点で描いています。

ダニエルとメロディの恋は校内でも公認となり、二人はエスケープをして海辺でデート。はしゃぎながら水着に着替え、海に駆け出し波をかけ合うシーンは、なんとも幼くてかわいいに尽きる。

でも、特に周囲から反対されていたわけでもないのに、何故結婚を急ぐのか?若気の至り?

次には皆でエスケープ。仲間達に結婚式を挙げてもらい、探しに来た教師達と乱闘シーン。今まで不発に終わっていたダイナマイトが投げられ爆発。皆歓喜。なんだこりゃ?と苦笑しました。

二人はダニエルの親友トムの導きで、トロッコを漕いで逃避行の旅に出る。このシーンでエンドロール。

でもどうせ捕まるよな。だって13歳の子ども二人が荒波をくぐり、今から一緒になるってどう考えても不自然だから。

この映画が影響してるか定かではないが、
この5年後くらいに「私は13歳」という著書が出て話題となった。

イギリスに住む13歳の女の子が母になる話。私、その本に感動して買っちゃいました。やはり、10代の頃って、純愛や結婚願望が強いんだね。日本でも「14歳の母」というドラマがあったね。三浦春馬君が出てたような。

小さな恋のメロディのみずみずしい感性は例えればシャボン玉の中で恋するかわいいカップルの物語。

なかなかの秀作でした。
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