10数年前に別れた夫役が、アレック・ボールドウィン。新しい恋人が、スティーブ・マーティン演じています。
タイトルにベーカリーがつくから、さぞや美味しそうな焼き立てパンが登場するかと思いきや、作るシーンは、チョコクロワッサンだけで、なんだか消化不良。
ざっきくり言えば、離婚後三人の子どもたちを独立させ、パン職人として成功を納めているメリルが元夫と再会したことで、また再燃し不倫関係【夫は若い女と再婚し小さな息子がいる】になるも、すったもんだの末、結局今の恋人を選ぶ。
だから結論から言えば、ハッピーエンドなんだけど。
なんか二股シーンも多くて、主人公が何を求めているかわからなかった。
じれったさとか、モヤモヤ感もある。
セリフやストーリーの展開はテンポ良くてギャグ要素もあって楽しいんですけど。
やり直そうと必死になる元夫の図太さにイラッ!Skypeで会話をしていた元妻と恋人の間に割り込んで、下半身晒したり。
おい!変態野郎、消えてしまえ!と怒鳴りたくなった。第一この男、自分が浮気してさっさと再婚して子どもまで作っておきながら、やはり昔の妻が恋しいと押しかけては関係迫るってありえない。
成人したとはいえ、三人の子達は離婚してまたよりを戻そうとしている両親の身勝手さに再度傷ついた。
もし若い妻と離婚したら、今の小さな息子をも傷つける。わかってるのか?って感じ。
一度終わった男女が昔と同じように愛し合うのは難しい。
レンチンして温めたって、元の味にはならないよね。
まあ、勝手にやればいいんだけどね。