建築物の現場はいろんな施工者が入りますが、プロの職方もいれば、見様見真似の兼業職方もいます。
木造では外壁の防水紙は外装業者と大工等が行う場合があります。
酷い現場だと無計画につぎはぎだらけで乱雑。破れもチラホラ。開口部や端部の処理もダメ。たわんでいる。
良い現場は計画的に防水紙が貼られ整然とし、たわみも少なく、開口部や端部の処理も綺麗。
外装業者は専門だけあって良い施工の場合が多いように感じ、大工が行う場合は良い場合もありますが、見様見真似的なことがあるように感じます。
大工さんが請け負う場合は外注に出すと利益が少なくなるので自分で張る傾向にあり、小規模な工務店や小規模なハウスメーカーや不動産業者の場合は大工に張らせて安く上げる場合が多いと思います。
外壁を張ってしまえば見えなく、外壁でも防水しているので直ぐには問題は起きないと思いますが、長期間の浸水や通気の阻害により、カビや木の腐り、断熱材への浸水で断熱効果が減少(特にグラスウール、ロックウール)していくでしょう。
専門業者が張っている場合はアタリ適な感じでしょうか。
大工さんでも基準を勉強して丁寧に張ってくれる方ならアタリですが。
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