
家庭用精米機。
実家にちょくちょく帰りますが、その度に野菜~だとか、貰いもんの残り~だとか、もうそろそろお米が切れた~と大量に持って帰ります。
お米はいつも帰った途端お父さんに
「米はあるんか?」
と聞かれ、「ない」と言うと「ほな、精米しといたるわ」と車でコイン精米機のとこまで行ってくれます。
このハイテク時代に『米』の心配をする、って何か不思議なもんです。
最近、TVでも話題になりつつある家庭用精米機。
玄米から白米はもちろん、普通に売っている白米ももう一度磨きをかけるとピカピカの新米のように生まれ変わります。
『つんく』がTVで力説していました。
「こんなもの(家庭用精米機)があるよ」とお父さんに話すと、どうせそんなんいらん、と言うだろうと思ってたのに
「そうやなぁ、お米っていうんは毎日食べるもんじゃけん美味しく食べな損じゃ」
と乗り気の返事。
ちょっと意外。
なので送っといたよ。
お母さん、食べる前にちょっとづつ精米してあげてな。そこはママの仕事なのね。
お父さんの仕事は減ったけど、お母さんの仕事が増えちゃったのねん。
「お母さんやどんだけも食べよらんのに・・・」
お母さんのつぶやきが聞こえてきます。