さぁ、まだこのブログを開いてくれてる人はいるんだろうか・・・
FB,インスタの手軽さに完敗のブログ。
けど、それらには必ず見てる(くれてる)友達等のフォロワーがいて書きたいことも書けないことも。
ブログとてそれは一緒で、やはり大事なことは載せるまでに時間がかかるもんで。
この前にかいたお母さんの移植のこともずいぶん経ってからしか書けなかった。
何か月もあいたブログの更新。
その間はツライ時間が多かった。
タケルを産んでから13年。
初めてといってもいい試練が昨年秋から我が家をのみこんだ。
10月?くらいだっただろうか。
タケルが友達とうまくいってないことを知った。
部活を辞めたい、とは口にしてたがしんどいからだと言ってたし、私もそう思ってた。
夏が終わるころから部活の仲間や、クラスの友達が喋ってくれない、陰口を言う、そんないじめにあっていた。
それを聞いてから心の中は鉛のような重いものが占領した。
タケルを責めたり、私を責めたり、友人らを責めたり・・・
とにかく分からなかった。何が最善か。
タケルは意外に強い。
1日中誰も喋ってくれないバスケの日も、練習も耐えた。
けど、数人いる話せる友達にさえ「自分が話しかけたら迷惑なのでは」と自分から喋らなくなった。
半年、タケルも私ら夫婦も頑張った。
けど、3月。
3年生が卒業し、新2年生にユニフォームが配られた。
23人中15人程度がもらえる。
タケルはぎりぎり選ばれ、喜んだ。
でもその数日後、バスケを辞める決断をした。
タケルはバスケが大好きだった。
友達なんかいなくてもやれるほど好きだった。
けど大好きだったバスケの時間はすっかりタケルには辛い時間になっていた。
何度と言ってきた「バスケ、辞めていいで」
その言葉にある日、決心が固まった。
辞めると決めるとスッキリした様子だった。
私も頑丈な縄がほどけるような気分だった。
辞めたからっていじめがなくなるわけではない。もちろん手放しではないのだけれども。
部活の顧問から連絡があったとき、学校側にも理由を伝えた。
先生は当り障りないことを言う。全く任せてはいられない。
いや、最初から先生には求めていない。
いじめはいじめるやつが悪いのであって、それはその個人、そして親の育て方が悪いのだ。
先生は監視だけしっかりやってくれればいいのだ。けれど、それも難しいようだ。
タケルをいじめてた子はびっくりするほど普通の子だった。
私らの頃は気の強いリーダー的な子が主導権をもってたもんだけど。
そして集団であり、個々の罪は軽かった。
だから特別悪い奴はいない。でもその悪意の魚の群れのような集団は質が悪い。
タケルはまるで群れの中で自然淘汰され弱っていく魚のようだったのだ。
中2、今のところは機嫌よく学校に行っている。
先週は友達が誘ってくれた♪と、週末遊びに出かけた。
本人は気にもせず新しいクラスでのびのびやっているみたいだけど私はまだ怖い。
どうかタケルが傷つくようなことがありませんように。
やられた人の気持ちはやられた経験がないと絶対分からない。そう分かった。
分かってもらえない、だから人にも相談出来なかった。
そんな中、夫婦、親子の絆は深まった。それだけは良かったことかな。
子育ては本当に一筋縄ではいかないもんだ。
頑張るぞー!