アキラの仕事終わりを待って、
腹ごなしのサイゼリアから会場・泉大津フェニックスに着いたのは、ちょうどどこかのバンドの演奏が終わった14時あたり。
結構いい場所にシートをキープし腰をおろすと間もなくガリガリガリクソンによる『すいか割り』なる中休憩のようなものが始まった。
←私達の基地
とりあえず一回り。
物販でお目当てのユニコーンTシャツGET!(タオルやら何やら他にも買い込む)
偶然にもこのTシャツと、サイゼリア向かいでさっき購入した日よけの手袋、水で首を冷やすヤツが黒・緑繋がり。完全な感じでトータルコーディネイトな感じになり運命を感じる。
物販ゾーンにはファンと和やかに話すTOMOVSKYを発見。楽しそうだな、ユニコーンは・・・有り得んやろうなぁと横目に見る。
持ってきた焼酎やカンパリすだち(スダチジュースをカンパリで割った)、缶持込不可なのでビールは買ったけど。
そんなのをチビチビやっていると『BERT CRUSADERS』の演奏が始まった。
『BERT CRUSADERS』
演奏が始まると紙の顔を取ったが遠くて顔は見えなかった。
MCはあんまりだったけど曲は良かった。
でも唯一知ってる「ナンチャラ♪カンチャラ♪IN A AMERICA~♪」って曲はやらんかった。と、いい感じですすんでたのに途中曲を提供したと言う『メロン記念日』なるアイドル4人組が来てググッと会場冷えた。湯冷め気味。
このフェスは大きなメイン会場・大浴場とすぐ横のサブ・露天風呂からなる。
交互にライブがあるので移動して見られる。
ちょうど露天ではカジヒデキ君が歌っていた。
これが渋谷系と言うものかね、とちょっと聞く。
そうこうしてたら『ボ・ガンボスリー』
懐かしい!懐かしすぎる!!
Vo,のどんとが亡くなっててっきり解散したかと思ってた。
私の心のベストテン第一位は『トンネルぬけて』BY ボ・ガンボスです。
残念ながらこの曲は聴けなかったけど、ホントは『魚ごっこ』も聞きたかったけど、フラワーマンや見返り不美人などが聞けました
MCの時にも空の方を指して「この上の方にいるんだぜぇ~、立ち位置が変わっただけだぜぇ~」と、どんとのメンバー紹介などもしてた。分らない人も多かっただろうけど本当に見守られてるようで私はジーーーンとした。
かなりゆる~いMCと心地いい音楽。今日のベストワンライブはココでした。
ナイスキャ~ッチィ~
夕暮れは過ごしやすいぜぃ!
大浴場に戻って17:30からのPORYSICSが演奏してるくらいからソワソワドキドキしてきました。
今回の大本命。ユニコーンを生で見る
あぁ、長かった。
コンサートの抽選に外れること数回。もはや生では無理なのか、と諦めかけていました。
やっと!やっとです!!
少し申し訳ないながらもPORYSICSの演奏が終わるくらいでスタンディングエリアへ。
すごい、すごいことになってて・・・押すな押すなの大騒ぎ。
ギャーギャー言いながらもアキラと10列目くらいをキープ。手おもあげれないくらいの状況で待つこと40分くらい?
きゃ~~~~~~~~~~~~~
大歓声の中メンバー登場。
するとすごい人のウネリ。ものすごい人の波。
思わずアキラと腕を組みました。
っちゅうか、しがみつきました。何年振り?
まずは最新アルバムより『ひまわり』
うお~好きな曲ですっ!!
民生の声が響きます。
1曲目から大声援大コーラス?みんな歌ってます。当然私も声が枯れるほどに。
間髪いれず『服部』
もうボルテージがやばいです。この日一番興奮しました!!
新旧織り交ぜての全8曲。
声の限り叫んで眩暈がするほど飛びました。
「会社となんだ、人生とは何だ~~~」byヒゲとボイン
アラサー・アラフォー・アラフィフが叫びます。今だからわかるこの叫び。
この熱気、このライブ感、コンサートでは味わえなかっただろう、と負け惜しみですかね
ユニコーンが終わるとシートまで帰るのもやっとなほどでした。フッラフラ。
熱湯風呂で湯当たりしました
しかし、何と言う心地よさ。
体のしんどさと心の高揚が相まって、一言で言うならば「気持ちいぃ~~~」です。
トリは『筋肉少女隊』
筋少は音楽も、オーケンの小説やエッセイも大学の頃馴染んでたので楽しみにしてた。
いきなりの『踊るダメ人間』エックスばりのダメポーズを決める。
知ってるのと知らんのと半々だった。周りはもっと知らない感じかな。
でも、ユニコーン終わりで帰ろうとしてた人とか、全く興味なさげな若者もオーケンの巧みなMCとロック音楽とシュールな歌詞の独特な音楽に魅了されたようで、シートエリアもノリノリ。
私は1人シートエリアでクーラーBOXに上って聞いていた(アキラはスタンディングエリアへ)
さすがに『高木ブー伝説』で「ブー」と叫んでたのは私くらいだったかも。『釈迦』しかり『イワンのばか』しかり。
でも老いも若きも音楽を楽しんでいたようだった。
日本を印度にし~てしまえ!
最後のアンコールは他のバンドのギターも加えての『日本印度化計画』
そして花火が上がりお湯終了。
このイベント、温泉に見立てて企画してるんだけど、ほんといい温泉に遣ったような気分でした。
長いと思っていた夏フェスはあっという間に終わってしまいました。
このフェス、20周年くらいのバンド多数。
アーティストも40越え、ユニコーンにいたっては50になるメンバーさえ。。。
私が中学・高校・大学に聞いていた人たちが現役でやってる。
しかも、トリは筋少。
妹を誘った時「いつの時代のフェスなん」と冷笑されたけど、確かにそうやけど、ここにはサマソニとかには無い、(見えない)パワーがあった。
サイコーーー!
育児と家事におわれる毎日の中で、それはそれで楽しいんだけど。
心は35歳のまま、昔にタイムスリップしたような、そんな気がして楽しかった。
また来年も行きたい!そう思わせるフェスでした。