かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

2011年9月 金時山

2011年09月24日 | トレッキング
<2011年9月上旬に行きました>

足柄万葉公園から、赤富士と朝焼けを見た後、足柄城址公園脇を金時山方面に左折して、
林道に入ります。
途中ほとんど未舗装で、ところによりでこぼこで、道幅も狭い区間が多かったですが、
朝早いこともあり、対向車はありませんでした。

約2kmで林道の終点(ゲートがしまっています)に到着します。(標高847m)

(写真は帰りに撮影したのでだいぶ日が高くなっています。)
車は少し手前を含めて、だいたい20台くらい駐車できそうです。この時間で5台目でした。

ゲート脇に道標があり、その上に金太郎がいます。

(この写真も帰りに撮影しました。)

ゲート脇を抜け、林道を歩いて進みます。
ゲートがしまっているにもかかわらず、ところどころ深いわだちがあり歩きにくいですが、
しばらくゆるやかに登っていきます。
木に覆われ、暑くもなく、とても気持ちがよかったです。


15分ほどで、開けたところに出ます。
ここが猪鼻砦で、夕日の滝へ下る分岐点となります。(標高962m)
目の前には、これから登る金時山が。ちなみに標高差250mです。


猪鼻砦は富士山のビュースポットです。


猪鼻砦から先で、林道の本当の終点になります。
右手に小屋を見つつ、木に覆われた登山道に入っていきます。

ここから階段状の登山道。


しばらく行くと、鳥居が出現します。

この鳥居の先から急に登りの角度が急になります。
上の写真、鳥居の先に階段が見えていますが、金属製の階段(はしご?)です。

はしごで無いところは、このような急な道です。

写真は土ですが、下が岩の部分もあります。

道が通せない部分は、金属製のはしごがあります。
(数えませんでしたが10箇所以上あったと思います)
とは言っても、すべて手すりがあるので、逆に登りやすいですが。
この写真は、はしごを連続して登った上から撮影しました。


途中振り返ると、下に矢倉岳、遠くに丹沢の山々が霞んでみえます。
このような風景は、幻想的で好きです。


まだ登りは続きます。
途中このようなところもあります。

右側は切り立った崖ですが、普通に歩く分には問題ありません。

もう少しで山頂(たしか「あと5分」という看板があったような気がします)というところに、
ベンチがあり、富士山がよく見えます。

ちなみに電線のようなものが写っていますが、山頂の茶屋への荷揚げ用ロープウエイの架線です。

岩だらけの道をしばらく登ると山頂に着きます。
猪鼻砦から約30分。
茶屋の脇を抜けると、目の前に富士山が。

縦に撮影。

うろこ雲が秋らしいですね。

箱根もよく見えます。
仙石原のゴルフ場や、その先に芦ノ湖も見えます。

神山、丸岳なども見えます。

丸岳を中心に。遠くに愛鷹山塊も見えます。


金時山の看板を入れたお約束の富士山。

富士山の向かって右すそに南アルプスの北岳や八ヶ岳が見えます。

山頂に約30分いてたくさん写真を撮った後、
申し訳ないと思いつつ、有名な2件ある茶屋には寄らずに下山しました。
ちなみに、朝の6時半すぎに山頂に到着しましたが、2つとも空いて営業していました。

下山途中に登山道を上から撮影しました。


途中の木の切れ目から、先ほど幻想的だった矢倉岳や丹沢の山々が見えました。
大分明るくなって「少し霞んでいる」といった風景になっていました。


日も昇ってきたため、周りの木々も明るくさわやかに写ります。

林道に戻っても、やはり明るく気持ちがいいですね。


山頂から約35分で、車を置いたゲートまで戻ってきました。
途中まで車で行けてしまうため、「登山」というほどでもない(標高差365m)という方も
いらしゃいますが(私の知人)、個人的にはロープあり、はしごあり、岩場ありと十分登山を
味わうことができ、好きな山の一つです。
早い時間にもかかわらず、山頂でも、登りやくだりでも複数人の方とお会いしたように、
とても人気がある山で、登っている人も顔見知りが多いようでした。