かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

大涌谷~駒ケ岳~大涌谷(その5・駒ケ岳~お中道経由~大涌谷)(箱根町)

2013年09月12日 | トレッキング
箱根の中央火口丘1周の続きです。
大涌谷~冠ケ岳まで(その1)は、こちらでご覧いただけます。
冠ケ岳~神山まで(その2)は、こちらでご覧いただけます。
神山~駒ケ岳まで(その3)は、こちらでご覧いただけます。
駒ケ岳山頂(その4)は、こちらでご覧いただけます。

駒ケ岳からは神山方面に下っていきます。

登ってくるときにもいろいろな植物を撮影しましたが、防ケ沢分岐までの一帯は他にも植物が多く面白かったです。
アキノタムラソウに似ていますが、葉っぱの形からイヌヤマハッカと思われます。

ちょっとピンボケ。

苔も日が当たりきれいです。

これまたブレてます。ハイゴケでしょうか。

すぐに、駒ケ岳と神山の鞍部に到着。

この先の森の中に、防ケ沢分岐があります。

ここを右折。神山は直進です。
右に行くと「お中道」という、神山をまいて行く道になり、高低差が少ない道になります。

山と高原地図や古いコースガイドに「クマザサ」などと記載があったので、
いやな予感がしましたが、歩き始めのこのあたりはまだ大したことはありません。


右手に沢があります。


苔むした岩と笹。


進むにつれ、笹の背が高くなり、道を覆いはじめます。

ゆるやかに下っているため、木の階段や石があっても見えません。

さらに深くなり、目の高さまで。藪漕ぎもどきで進みます。


進路が北向きに変わる頃に、ようやくクマザサを抜けます。
景色が一変し、檜林に入ります。


気持ちがいい静かな林を進みます。
左側が山。

右側が谷。

けっこうな斜面です。

しばらく檜林の中を進んでいきます。
周囲に大きな岩もあり、飽きません。

気が付くと、周囲の木が変わっていました。
振り返ると、ずっと先のトンネルの向こうに檜が見えます。


さらに進むと、右手にロープが張られている箇所が。


程なく早雲山分岐です。

駒ケ岳から約1時間です。

この先大涌谷までは、岩が多い道になります。
左手に大きな岩があります。

写真では分かりにくいですが、周囲の岩と中央の岩は数点でバランスをとっているようでした。

岩だらけの道になります。

雰囲気ががらっと変わります。

10分もかからずに大涌谷分岐に到着です。


大涌谷方面に下っていきます。
駐車場はほとんど満車です。


玉子茶屋周辺もたくさんの人がいます。


ロープウェイも動いていました。


この後は、大涌谷の玉子茶屋に行きますが、靴はドロドロ、服も汚れていたため、
一旦車に戻って荷物を置いて、着替えました。

大涌谷を出発して約4時間半の行程でした。

今回は、「箱根全山」旅のテーマパーク箱根のハイキングコースを参考にさせていただきました。
ありがとうございました。

また、山と高原地図 29.箱根 金時山・駒ケ岳(昭文社出版編集部)も参考にしました。
山と高原地図 箱根 金時山・駒ケ岳 2016 (登山地図 | マップル)
クリエーター情報なし
昭文社

GPSロガーで記録した高度計を添付します。


この高度と距離の計測図は、これ↓で記録して作成しました。
※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。