廃インク吸収パッドを交換するには、準備が大事です。
途中で取りに行くと何かと回りまで汚してしまうので、先に準備しておくのがいいです。
そのためには、大まかな手順を知っておくと、何が必要かが分かります。
手順
①パッドが入っている部分(トレー)を取り出す
②パッドを取り出す
③新しいパッドを取り付ける
④トレーを取り付ける
そこで必要なものは、工程ごとに
①ドライバー (太めのプラス、中くらいのマイナス)
新聞紙
養生テープ
キッチンペーパーやティッシュ
②手袋
ビニル袋
ウエットティッシュ またはティッシュ
③メイク用コットン
はさみ
④(使うものは①と同じ)
どう使うかを、少し説明します。
①プラスドライバーだけで簡単に開きますが、内側でツメが引っ掛っているので、マイナスドライバーで押します。
インクがこぼれたりするので、新聞紙などを敷きます。うちは新聞を取っていないので、生協のカタログを敷きました。
動いたり開いたりする部分を、養生テープでとめておきます。私はいきなり本体を立てたら、排紙のフタがぱかっと開いて、本体の重みでフタを破壊してしまいました。
トレーを外すと、廃インクのホースがすぐに外れてインクがこぼれます。ホースの先を、小さく切ったキッチンペーパーで包み、テープでとめておきます。
②手が汚れるので、手袋をはめます。家にビニル手袋があったので使いましたが、ごそごそして細かい作業がしにくく、時々外していたら手が真っ黒になりました。ニトリルのぴったりしたものがいいと思います。
取り外したパッドを入れるのに、手元にビニル袋を置いておきます。
何かと拭きたくなるので、ウエットティッシュかティッシュを用意しておきます。
③専用の交換パッドがAmazonでも売っていますが、1000~3000円となかなか高価です。メイク用コットンをぎゅうぎゅうに詰めるので代用できます。100均でもいいですが、近くにないのでセブンイレブンの72枚入り220円くらいのをつかいました。30枚くらい使い、余ってしまいました。
トレーの形状が複雑で、コットンのそのままの形では入らない部分もあるので、はさみで切ります。
はさみはピンセット代わりとして、吸収済みのパッドを取り出したり、切ったあと押し込むのにも使えます。ピンセットがあればもちろんいいですが、持ちかえるのが意外と面倒です。
次回は、交換の作業です。