今日も、縁起がいいねえ

ベビーマッサージの資格取得。ママ、赤ちゃんが、ますます幸せになりますように。その祈りとともに日々の気づきをつづります。

義父の本心

2018-06-20 12:20:43 | 日記
昨日、義父の病院に行った。
大腸がんで、入院しているのだが
胆のう炎(?)もおさまってきたらしく
随分と回復していて、元気そうだった。
入院した時とは、全然変わって、歩けるし、ごはんも食べられるようになった。

家族は、みんな、ちょっとボケてきたとかいうのだが
私は、ボケたと見ない。
ずっと、寝ていて、寝ていた時にみていた夢と現実がごちゃまぜになって
少し、混乱しているのだろうと、そんな感じだ。
だからかどうか、私といるときは、話はしっかりしている。
嫁と一緒だから緊張しているのか?(笑)

でも、この世も夢
実態のない世界なことを思えば、混乱して当たり前な気さえする。
だから、ボケているとも思わない。
そうすると、私にはボケていると義父を観る色眼鏡がないから
義父は、ただ、そのままだ。

ボケたと思う家族の前では、ボケて見えるらしい。

私は、義父がずっと苦手だった。
生き方・考え方が違うのだ。
ただ、それだけで、
義父の本性も、私の本性も同じ

義父の本性をみたいと思った。
好きとか、嫌いとか、ああだったこうだったを超えて
現実的に、何をしてくれたとかそんなことも超えて
多分、個人の私には、計り知れないほどのお蔭様を与えてくれていたことに手をあわせ
ありがとうを伝えたいと思って
入院してからは、会うたびに
理由もなく、ありがとうと言っている。

昨日、義父が
「みんなは、うまいこといっているのか?」と、聞いてきた。
家族のことを聞いているのだと思った。
なぜか、義父が涙ぐんでいた。
義父が、涙ぐんだのを観たのは初めてだ。

「みんな。元気で大丈夫だよ」というと
「そうか」と安心したようだ。
義父の本心に、初めて触れたようだった。

一度も仕事をしたことなく、遊び暮らして生きてきた義父だが
周囲への思いがあったこと
その本心に触れられたことが、とても、嬉しかった。

義父が苦手という心を重要視せず
父の中の神に出会いたい・本心に出会いたいと願う
それが、私の本心だった。
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介護

2018-06-20 11:50:41 | 日記
義父の病院に行ってきた。
1週間ぶり位かな?
熱心に看病している人からみたら、ビックリされるかもしれない。

仕事を初めて、行けないのもあるし
仕事を退職した主人が、必要に応じて行ってくれているのもあるのだが・・・

私は実の母が、10年以上寝たきりで遠方の施設に入っていた。
無理をしないというのが、私のスタンスだ。
母の施設には、1週間に1回のペースで10年以上通った。
とても、楽しかった。
義理の姉には、無理をして毎週来なくてもいいよと言ってもらっていたが
「無理はしないので、勝手に好きなように私のペースで行くから
そのことについて、気にしないで」と言ってあった。

実の娘が、もっとまめに行くべきとか、
お医者さんや看護師さん、施設の方がどう思っているかとか思わないわけではなかったが
結局のところ
自分のペースで、無理なくできたから、10年以上、何の苦も無く
そして、周囲の方に、いつも感謝しながら
母の所に、遊びに行けた。(笑)

介護で疲れ切って、悲惨な事件も多いけれど
ああするべき、こうするべきという、自分の持っている考え方は
少し横において
親達の本心は、介護なんかしてほしくないし、ましてやそのことで疲弊して
子どもに苦労してほしくないのだということ
そのことも、知った上で介護ということに向き合えたらいいなあと思う。

こちらに余裕があると、たくさん気づきも起きてくる。
いっぱいいっぱいの人もいるだろうけれど
その余裕を持てる人が、周囲にいたらいいなあ。

介護していることで、こちらが癒されたり
そのことを中心に、家族がまとまっていったり
見方しだいで、世界は変わる。

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