NVDAやAAPLを支えるTSMCの23年12月期決算です。

微細化を武器にしたAIやクラウド向けのHigh Performance Computingが依然として成長著しいです。
事業 |
2022 |
2023 |
増減率 |
High Performance Computing |
41% |
43% |
+2% |
Smartphone |
39% |
38% |
-1% |
Internet of Things |
9% |
8% |
-1% |
Automotive |
5% |
6% |
+1% |
Digital Consumer Electronics |
3% |
2% |
-1% |
Others |
3% |
3% |
+0% |
売上高は$76B→$69B、営業利益は$38B→$30Bと減収減益でした。
半導体バブルが弾けた後では仕方ありません。
資産は、現預金が$43B→$48Bと増加しています。
一方設備機器も$88B→$100Bと増加しています。
負債は、社債が$27B→$30Bと増加しました。
株主資本も、$96B→$112Bと増加しています。

営業キャッシュフローマージンは、落ちたとは言え50%台です。
フリーキャッシュフローも十分確保しており、段違いのキャッシュ創出力を誇ります。
競争力の源泉である微細化市場は、NVDAが強力に牽引しています。
TSMCとの両輪で、まさに未来が切り開かれていきます。
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