ウォッチ銘柄であるイオンディライトの24年2月期決算です。
イオングループを中心とした商業・オフィスビル等の施設管理を展開しています。
収益に関しては全セグメントで増収だったものの、人件費及び外注費の上昇で一部減益でした。
事業セグメント |
2023 |
2024 |
増減率 |
設備管理 売上高 利益 |
63,794 5,810 |
69,509 5,913 |
+7.3% +1.8% |
警備 売上高 利益 |
49,478 3,279 |
50,919 3,108 |
+2.9% -5.2% |
清掃 売上高 利益 |
68,336 7,014 |
70,428 5,277 |
+3.1% -24.8% |
建設施工 売上高 利益 |
52,084 4,080 |
59,219 5,322 |
+13.7% +30.4% |
資材関連 売上高 利益 |
41,544 1,999 |
46,315 2,322 |
+11.5% +16.2% |
自動販売機 売上高 利益 |
9,466 1,083 |
9,616 1,290 |
+1.6% +19.1% |
サポート 売上高 利益 |
18,070 462 |
18,810 545 |
+4.1% +17.8% |
売上高は、210億円増加した一方で、売上原価は199億円増、販管費は18億円増でした。
その結果、売上総利益率は13.6→13.1%、営業利益率は5.2→4.7%で悪化でした。
昨今の労務費増加基調では、致し方ない気もします。
資産は、現預金が576→684億円に増加しました。
売掛金なども471→515億円に増加しました。
負債は、短期借入金が2→4億円と若干計上されています。
利益余剰金は、914→979億円と増加しています。
営業キャッシュフローマージンは一桁台ですが、キャッシュフロー自体は89→185億円と倍増しました。
株価は\4,000台を伺うところまで回復しました。
地味ながらも19期連続増配を果たし、興味を引かれるところです。
|
|
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます