「元気に老いる」
これ!
も、ここに尽きる。
今年76歳になる独り暮らしの母。
つい先日も体調を崩し
半泣きで電話してきて
「も~、死にたいわ。」と
腰痛に加え
昔からの低血圧による体調不良で
食欲不振とめまい、吐き気と
私には3っつ下の弟が同じ市内に住んではいるが
年に数回しか母の所に行かない。
当然、近くに住む長女である私の
義務というか
当然のことながら
近いとは言え
こっちだってしんどい時もあるわけで
自分の親だし
面倒看ていくのは当たり前
っていうか
毎日、今日はどうしているだろうか
ちゃんとご飯食べれているのだろうか
もしかしてトイレで倒れていやしないだろうか
などと気をもんだりして
そういうのが
時折、うっとうしく思えたりして。
いつか自分も年老いて
いつか母と同じ年になって
私も娘に面倒をかけるのだろうかって
考えた時に
自分の世話で娘の時間を奪うようなことを
したくないと思う。
子どもなんだから
親なんだから
世話する
世話をかけても当然
ってことにはしたくないって。
お母さんはどうやったって
一人でも生きていくから
あなたは自分のことだけを考えて
生きなさいって
娘には伝えたい。
大事な親なんだけど
時折、考えるのも面倒になる時があって
私は無慈悲な娘なのだろうか。