Mashun Brog

マシュンブログ

Cupe de Japon 富士見最終戦レースレポート

2015-10-19 | レースレポート

Cupe de japon 白山一里野大会レースレポート

©SCOTT JAPAN


期日:2015年10月18日 会場:長野県富士見パノラマスキー場
天候:晴れ 気温 28度 コース状況:ドライ 
距離:4.48 x 6Laps=26.88km

機材
バイク:SCOTT/スケール RC700 2015 メインコンポーネント:SHIMANO/XTRDi2 ホイール:SHIMANO/XTRカーボン
ハンドル、ステム、グリップ、サドル、シートポスト:Syncros/FL1.0
サスペンション:FOX RACING SHOX /(F)32FLOAT 27.5 100mm CTD ADJ 1.5"taper 15QR (50psl) コンプレッション+0 (体重60kg) 

タイヤ:IRC TIRE/G-crow TUBELESS READY 27.5 x 2.35(1.5psl)
ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO2 /RCYellow
サングラス:OAKLEY /JAWBREAKER Lens/Clear 
バイクジャージ:WAVE ONE/レジェフィット
シューズ:Shimano/SH-XC90,CustomFit
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wax Lube&Wet Lube
サプリメント:Grico/Powerproduction (レース前:エキストラバナーワンセコンドHCA(レース中:クエン酸&BCAAワンセコンドライチ(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン/ジョイントプラス
Powerber/Powerbar banana PowerGel トロピカルフルーツ Gel Blasts レモン( レース前後)

結果:10位 1:33:47

前哨戦から6日のタイムリミットで、3連戦の締めくくりであった富士見戦。スキップして調整をする選手もいるが、プロとしている以上全てを走り、コントロールする上で走らなくては意味も無い。リカバリーとスピード練習のバランスを気にしながら前日までを仕上げて行く。と、同時にバイクセッテイングも、フロントダブルのシンクロシフトからフロントシングルの34Tへと変更。足回りも転がりが抜群のGクローで、トレイルのホイールで僅か2ミリのワイド化ながらもコーナーリングの粘りを狙いセット。コースが富士見ながらにしてシンプルでだった為に、フルサスのスパークではなくて登坂重視でリジットのスケールに。前日もギリギリまで作業をすることが大半の流れだったが、試走で気持ち汚れたか?ぐらいだったので、ノータッチ。本来ならばメカニックに預ける時間なので、体調優先でリラックスに当てた。

決戦当日の朝は、濃霧。少し寒い気がするが、天気予報も晴れなので心配は無い。次第に天気は日が差し始め、気温も上がり始めた。メンタル的にも少し違う観点を研ぎすませ、ブースでは音楽を。決戦バイクが気にしすぎる為にわざと切り離す時間。違うルーティーンを自分に促す為に、原付で足を運ぶ。一人で集中出来る時間をなるべく多く作り、 実走へと繰り出て身体の感覚とレースバイクと調和させ、いい手応えを感じる。その他にチェックしたかった事は、秋の富士見は日の傾きが違い、森の中でのプリズムレンズの視界を。実は試走時も何度か暗く感じる事があったからだ。


©Hidehiro Itou
スタートまでの僅かな時間、一番親身な家族のサポート。出来るだけの事は家族チームでやるしか無い。理想は色々な有力人材が必要だが、贅沢は言っていられない。何も言わずとも分かり合える家族。本来ならばもっとスタッフを付けて勝ち取りたい所だが、その他にも親身に2人ものスコットクルーに補給ボトルと交換機材の運搬をかって出てくれ、即戦力と共に背中を押してくれる大きな力なのだ。

 

©Hidehiro Itou

ランキングもシングルリザルトが当たり前だった事が忘れるほど14番手コール。3列目からのスタートで号砲を待ち構えスタートした。スムーズに抜け出た!と思った矢先に前走者がスムーズに流れなく、時間だけが止まって見える。脇に流れるタイミングを完全に逃し、スタートは遥か後方の30位!!完全にしてしまった感満載で始まっていた。

©Hidehiro Itou
焦る気持ちをコントロールしながら、走るリズムが違う前走者にペースを乱されないようにする。タイヤをハスらせたり、声をかけながら進がまだまだ焦っている自分からコントロールが出来ずに14位で2周を終えた。冷静になりながら周囲も次第に整い始めて、12,13,14,15位のトレーンが続く。連続するコーナーや2レーンでの分岐、ダウンヒルセクションとクライムパート。それぞれの得意分野でペースが上がるが、まだ自分が加速出来るチャンスは転がり放題。登りのバンクでは、隙を見て加速してイン側からパス、繰り返しのベストラインとトレース。時折ミスして、抜かれ接戦を繰り返した。

©hidehiro Itou

まだまだ行けると感じたその時のボトルの表記は4!つまりは2周回とゴールまで。かけ水も必要と感じていたのにも関わらず、受け取ったのは一度きり。臨機応変に流動するフィードも、用意したものが完全に使う事は無かった。時には焦りからゼリーを受け取らない事もあるが、とりあえず取る。ボトルもそのまま落とせば良いのに、無駄に投げると言う事をしていた。
前走のライダーとは55秒と告げられた。その後も1/4で50,すれ違う各パートで黙視しつつも、1/2で45、3/4で40と差が縮まっている。刻まれるスタートゴールで確認するタイムはあまり変わらないが、全体的にはペースが下がって来ているのだ。

©SCOTT JAPAN
全体の順位が見え始めるが、シングルリザルトへの道はまだ遠い。あと、一漕ぎ。足の踏ん張りが弱い気もするがギアのかけ度合いも悪くない。攣りそうな感じより、苦しいだけ。ラスト一周に突入して、30秒。直ぐに前の8,9位までが見えていた。さていよいよレースも終盤。これで決まるが以前11位で後ろも迫って来ている。ココでもう2発の加速が必要だが、普段の得意パートとと言うよりも、今日のベストスパートが大事だ。メリハリをつけた走りで、ココ!と言う時に目眩がする程に一気にスパート。呼吸を整える箇所でしっかりリセットして、1/2では20秒、3/4では15秒まで詰めた。
最後の最後まで攻め、ハイタッチすら距離が足りないくらいで10位ゴール。

満足いく結果では無いけれど、自分らしい走りが出来た!苦しい中でも、自分らしさと楽しめて走れた久しぶりに味わうレースだった。低迷が目立ったレースからやっとリセット出来たシーズンでしたが、そんな時があってこそ来期は爆発させる起爆剤となると思います。マウンテンバイクシーズンは終了し、年内はシクロクロスへとスイッチします。
今シーズンもスコットジャパン様初め、サプライヤースポンサー様、ファンの方々、多くのご声援と応援ありがとうございました。この場をお借り押して、御礼申し上げます。

 

チームスコット 松本駿

©Hidehiro Itou

大会関連サイト:http://j.dynoco.jp/index.php?xc
大会リザルト:http://wakitasoft.com/Timing/Results/2015/20151018/Result01.pdf

スポンサー:リンク

SCOTT BIKES http://scott-japan.jp
FOX RACING SHOX http://www.mamapapa.co.jp/
SHIMANO http://www.shimano.com/
OAKLEY http://oakley.jp/
WAVE ONE http://www.wave-one.com
I-NAC http://www.nsg.gr.jp/i-nac/
SUN MERIT BIKE FIT STUDIO http://bikefit.jp
POWERPRODUCTION http://www.glico.co.jp/info/pwr_pro/intro.htm
POWERBAR http://www.powerbar.jp/
TERZO http://www.piaa.co.jp/products/bicycle/bic_led/ferris/index.html#1
TOPEAK http://www.topeak.jp/
FINISHLINE http://finishline.jp/
FUJIMIPANORAMA http://www.fujimipanorama.com/summer/index.php
AIR http://www.airsleep.jp

 

オフィシャルブログ:http://teamscottjapan.blogspot.jp
Facebookファンページ:TEAM SCOTT JAPAN



最新の画像もっと見る

コメントを投稿