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全日本MTB選手権大会レースレポート

2014-07-22 | レースレポート

全日本MTB選手権大会レースレポート

期日:2014年7月20日 会場:静岡県修善寺日本サイクルスポーツセンター
天候:晴れ 気温 30度 コース状況:ほぼドライで一部泥 
距離:4.25km x 7Laps = 29.75 km 

機材  
バイク:SCOTT/SCALE RC700    メインコンポーネント:SHIMANO/XTR   ホイール:シンクロスXRカーボン 
サスペンション:FOX RACING SHOX /2015 32FLOAT 100mm CTD ADJ (75psl) コンプレッション+2 (体重61kg) 
ハンドル&ステム&シートポスト&サドルステム:SYNCROS/XR Carbon
タイヤ:IRC/MYTHOS 27.5x2.25(前後1.6psl&IRCシーラント)

ヘルメット:SCOTT/ Vanish EVO /WHITE Yellow RC
サングラス:OAKLEY /Racingjacket/GreyVented )
ウエアー:
Wave One/Legge FIT,Shortsleeve&Cycle Pants(TEAM Scott Japan Custom)
シューズ:Shimano/SH-XC90 CUSTOM
チェーンオイル: Finish line/Ceramic Wet Lub
サプリメント:
Grico/Powerproduction 
(レース前:BCAA顆粒/エキストラブースター、エキストラオキシアップ、(レース中:ドリンク/CCD,クエン酸&BCAA  補給ゼリー系/ワンセコンドBCAA,ワンセコンドライチ&BCAA(レース後:エキストラアミノアッシド /PROSPECグルタミン/ゴールデンタイムプロテイン、グルタミン&BCAAドリンク

コンディショニング補給:Powerbar/Powerbar,banana/powerjel,GreenAplle(1時間前) 


順位 8位 時間1:30:46 (+7:30)

日本一を決める大事な大会がやってきた。昨年の色々な事が噛み合なくて、とても悔しい思いをして過ぎ去ってしまった大会だった。それから一年。
今年は金曜からの公式練習が一時間。前日はフリータイムではあるものの、午後から雨予報との事で昼過ぎまでをタイムリミットととして、バイクコントロール、サス、タイヤ、ギヤのトルク感覚をシビヤに尖らせて走行。
フルサスのスパークで走るのか?リジットのスケールで走るか?メインから選択は始まり、天気予報と気候と長年の勘を頼りに機材を決めてゆく。情報量の多さや経験値が多ければ多い程悩む事もあり、最終決定打を決めたのは、前日の夕方になっていた。

<機材セッティング>
活動拠点の富士見と比較すると標高は低い。サスペンションの圧は少し高めに、激しいドロップなどが無い為にリバウンドを早めにセットする。タイヤは来月に発売となる、ミトス27.5x2.25のエアボリュームとブロックが高めのオールコンディションタイヤでプロトのミトスタイヤをチョイス。

 その他、XTRのギア周辺は新品に入れ替え、さらに気持ちは高ぶる。ダッシュを得意とする、リジットのスケールをメインに機材へ魂を注入してゆく。

サングラスは、レーシングジャケットのグレーでシングルトラックから日差しの強いエリアまでプロテクションさせる。

補給類のボトルは、熱さによる消化の悪さと脱水症状緩和対策の為にも、薄めの多めのに作る。ワンセコンドもBCAAを多めに用意。緊張と熱さによる内蔵の消化能力低下を考慮してパワーバーとパワージェルで、出走前の微妙な空腹感を保たせた。

<決戦朝>
現地入りは曇りだった空も晴れ間を覗き始めている。レースは既にマスターズが終了ともあり、路面状況の情報が入り始めていた。数カ所は泥しぶきを上げている現在だが、マッドタイヤの選択は消え、ドライ系までの3パターンがあったが既に確信していたため、スペアまでを同じ仕様に。
また、苦手な海からの湿度とダブルパンチの熱さがある筈の修善寺は、幸いして昨日の雨により涼しく感じる。自分スケジューリングもスムーズに進行し、ブーステントでローラーを漕ぎ身体のコンディションを確認した。
また、スコットクルーにも大幅な人員が2人増え、スタートまでの慌ただしい時間を緩和、集中力が大きく違っていた。 

<13:30整列へ>
ブースからスタートエリアまでは、離れている為に時間がかかる。面倒にも思うが、スペアホイールやフィードサポート用品などはクルーに任せ、招集へと向かう。とても狭いのアップレーンを何度か行き来するうちに招集。2列目からのスタートで、レースは始まった。

<様子見のはじまり>
流れに合わせ、焦る事無くスタートを走り出した。アスファルトのスムーズな路面からの、タイヤが隠れそうな芝路面は負荷もかかり、当然ながらスピードを大失速させる。スタートのみに出てきてリズムを混乱させるライダーも当然いて、なるべくさけるようにペースコントロールしていたが、見事にその先をブロックされ進行。少しづつ順位を上げ、リズムを自分の物にしながら、1周目は15位前後で通過した。

<焦りから自信へ>
 日差しが強まるが日陰の路面は乾く事が無い。特に始めのシングルのバンクは切り返しのアールがキツく、流れに合わせ難い。後輪は滑り、ターンの切り返しの悪さにリズムを整え難く、新設のZカーブのキャンバーつづら折りも、集中力とバランス力を使い消耗させる。リラックスする事を肝に命じ、焦りから自信へと切り替えて前を追った。

<レースも中盤>
ギアの入りと自信への現れであろうペース配分も、次第にラップタイムも上がり始めて最高で一分程までペース上げる事に成功。その分の激しい消耗を、補給によってリカバリーするがそのタイミングがやってきて、かけ水とボトル。ワンセコンドとサングラスと欲張りバリューパック!!緊張の瞬間だ。全てをあの狭いフィードエリア内で完璧にクリアして周回へ。テンションは高まってきている。
そして、現在の順位は10位へと上がってきていた。

<落車による誘導>
倒れる程の追い込みとハイリスクは常に隣り合わせで、練習ではまず転ばないセクションでも、レースでは充分にありえるほど危険と隣り合わせ。フィードから折り返してくダリの区間では救護させるライダーが倒れ、ちらりと見える限り共に戦うライダーである事は間違いなく気がかりだ。実際に2次災害を塞ぐべく誘導と困惑。一時は200メーター程の区間をスタッフのみならず、観戦者までも団結して誘導する形でレースを走る故に複雑な形で2周程を進行した。

<ラストの追い込み>
周囲に見える程の間隔でペースアップして追う事が出来、30秒程まで追いつめた。残り一周を各エリア毎に教えてくれるありがたい言葉を信じて追うが、半周を過ぎても差は縮む事が無い。結果的には残念ながら背中をキャッチするまでで追走は終了。観客とハイタッチでゴール。71名出走中、9名の完走者と言うサバイバルなレースが終了した。 

<リセットして後半戦へ>
スタートまでとてもリラックスした気持ちをコントロール出来たのは、とても良い流れだった。バイクのセッテイングもだいぶ煮詰まってきており、次戦でのレースが楽しみになってきた。
次戦は暫く空白となり、9月15日長野県王滝と9月21日長野県白馬開催と続きます。
是非会場での応援よろしくお願いします!

 

大会関連サイト:http://jcf.or.jp/?p=31414

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