鉄 時々TDR 27系統

25-Mar-22 これはベーカー型カプラー

神保町の本屋さんに雑誌買いに。
食事して千鳥ヶ淵で桜を観ようと、せっかくですから。

これがまだまだ、スカスカの状態。
おりしも武道館でH大学の卒業式、数回に分けてやっているようで、外にははかま姿のお嬢様の山盛り。
こちらの方がよほど奇麗。

で、これで帰るのも悔しく桜を追いかけ靖国神社へ。
なんたって東京の桜の開花宣言の基準、標準木があるところ。
ここなら咲いてます。

せっかくだからC56を見てこよう。
遊就館へ。

入り口に置いてあります。
お二人、機関車にお参りしてますね、頭下げて。

タイの泰緬鉄道から帰国した機関車です。戦場にかける橋ですね。
C56は戦時供出で1-90まで国鉄から各地に送られています。 そのうちの31番と44番が日本に戻りました。
1両はここに展示、もう一両は大井川鉄道で動態に復活しました。
ただあちらの近年の状態には触れたくもありません。

日本の鉄道は狭軌、1067㎜ですが、送られた先はメーターゲージ、67㎜ほど広い。
合わせるために改修するのも面倒だったかタイヤの幅を広くして対応。
走り屋さんの車並みにワイドタイヤです。

何式というのか知りませんが、連結器はこんな形のピンリンク。
板と板を重ねて、お互いをフックで固定する。

模型のベーカー型カプラーの原型とでもいうのか。

90分ほどかけて他の展示も観ています。
機会があれば書きます。

さて外。

 

大正時代の女学生さんたち...いや先に書いた卒業式の時間待ちの方かな。
華やかですねえ。

標準木の桜です。
3分咲きくらいでしょうか。
桜見て今年も春が来ました。 

コメント一覧

27k10
遊就館の展示、しっかり見て行くと2時間以上かかります。
残された写真見ると皆いい顔して写ってます。
決して楽しそうではありませんが、良い顔してます。
写真が貴重な時代、せめて残る写真にはカッコよく写りたいという事だけではないと思います。
ltd_exp_typ82_dc
はるか昔の卒業式「紙一枚もらうのに大袈裟」と思いながらも卒業式だけは出ておこうと順番待ちしてましたが、靖国神社で学徒出陣して帰ってこなかった先輩たちの写真を見て複雑な思いをしました。 このご時世のなか国際法の講義を思い出しました。6時間の時差の中で同じ青年たちの戦争が写真の先輩と重なります。 
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「お散歩」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事