松の根っこ集めやらされたらしい。
で、この松根油、結局ろくに使わなかったらしい。
というか、精成できなかったようです。
乾留すると粗製油がとれるが、分子量が大きすぎて何らかの方法でクラッキングしなければならない。 アメリカは石油禁輸のみならず、関連技術もすべて非公開だったから大変な努力だったのでしょう。
文献調べてモリブデン化合物を使用したなんて記録もあった。
そのあと、航空ガソリンにするには水添しなければ使い物にならない。
そして、肝心な4エチル鉛のようなオクタン価向上剤は絶対に出さなかったからトルエン、ベンゼンのような芳香族を添加していたらしい。
想像するにオクタン価80前後か。
いまこそ、植物由来の燃料作って炭酸ガス排出量のカットに最適と思うが。
いまさら誰もやらないだろうな、こんな手間のかかること。
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