小学生のときに日食を観測しましたが、いつだったか、それがどの程度の日食か覚えていません。
当時、観測するために用意したのが3点だったのは記憶しています。
一つ目が、色の濃い下敷き。 これを通して太陽を見る。
二つ目がガラス板にろうそくで煤をつけて、黒くして上と同じようにみる。
最後が、洗面器に水を入れて、墨を流して黒い液体を作り、液面の反射を観測する。
記憶だけはありますがどうやって見たのでしょう、覚えていません。
こんな方法で観測道具になりますが、最近じゃ難しいかな。
そんな濃い色の下敷きを見かけないし、近年のろうそくは簡単には煤がでないし。
皆既日食で月の周りからもれる太陽光のスペクトルを観測して、新しい元素の存在を知り、太陽 Helios にちなんで Helium と名づけたとか。
さらには暗くなることを利用して星を観察して相対性理論の証明をしたり、めったにないチャンスを心待ちにしている人がいるんですね。
で、古事記とか日本書紀にある天岩戸のお話も皆既日食だったろうという説も有るらしい。
今回も、ただ綺麗といって見るだけでなく、科学的な観測をするのでしょうから当日が晴れると良いですね。
日本付近では46年ぶり、前回は北海道の端っこでした。
1963年の日本じゃ、見に行けた方もほんの少数だったでしょう。
簡単に移動できる現在、大騒ぎが度を越さないようにとひそかに祈っております。
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