ものは試しという言葉に騙されない方が良い。
クハの台車、40年前の台車を加工して、金属ブッシュを埋め込んでみた。
これが大変、ピンバイスで軸穴を拡げて埋め込むのだが作業効率が悪い。
台車枠を左手で押さえ、右手でピンバイスを使い穴を浚っていくのですが直角を維持できない。
結局ドリルがブレるから穴が広がってしまう。
ここは反省点、次回があるかは分からないが、この作業2.3φくらいの刃を使って、広がることを前提にした方が良いのか………。
まあ、何をやったか書いていく。 もしこれ読んでこの作業するなら他山の石と言うことで。
パーツはカツミ製軸受メタル、プレーン。
外径は2.5mm、これを理由に2.5φドリル使用。
長さ2.2mm。
続いて台車の加工部分の厚さは3.5mm弱。
浚う深さは2.8mmMaxくらいか。
ということで2.5φの刃にビニールテープで限度深さをマーク。
ひたすら右手で回していく。 左手でこの小さいのを押さえているわけで作業終了時、いま力が入りません。
悪いことは言わない、製品があるのなら買った方が良いよ。
絶版なら諦めてやるかねぇ。
40年くらい前は台車もそんなにいろいろ出ていたわけで無いから、似ている台車を使って製品を出していたからしょうが無い。
この車両の場合TR62の代わりにDT22を使っているのだが、TR62はディスクブレーキ、DT22はブレーキシューと微妙に異なります。 403系のクハを更新したときもDT22が余っていたので知らん顔して使いましたが後悔してます。
ただ、台車2組買うのも辛いものがあって、他にお金使いたいしねぇ。
DT22も当面使う予定無いし、使い切れないパーツも墓の中まで持って行けないし。
頑張って浚ってます。
8カ所もあります。
やっていくと深さの感覚が分かってきます。
ドリルの先がメッキ部に当り、地色が見えたら止める事に。
穴の中見えるかなあ。
ブレーキシューが見えますね、最近の台車のブレーキシューは別パーツ。
くっきり浮かび上がります。
どうしても使うならニッパーで切り落とした方が良いですね。
まあ、初めてやる作業は勉強になります、良い意味でも悪い意味でも。
仕上げはそのうち。
たぶんしばらく両手とも使い物にならないくらい握力が無くなってます。