常さんの徒然写真日記

旅や趣味を写真を主に紹介、でも何となく鉄道旅行が主なテーマになりそう。

イタリア バーリからマテーラへ

2011年01月03日 | 旅行

ローマからマテーラに鉄道で行くにはまず東部の大都市バーリまでFS(イタリア鉄道)でバーリまで行きそこからさらに私鉄FAL(アプロ・ルカーネ鉄道)でマテーラに行くことになる。

ローマよりバーリまではFSの特急でも約4時間半要する。イタリア南部の都市でアドリア海に面し海港がある。南イタリアではナポリに次ぐ商業の一大中心地でバーリ県の州都となっている。

 乗換の合間にバーリの街を駅前から新市街、旧市街入口まで歩いてみる。

 FSのバーリ駅は壮大な駅舎

 バーリ駅構内売店で大きなパンを買って簡単な昼食を摂る。キオスクのようだが簡単なテーブルもあり、手軽にワインも注文できとても安上がりでそこそこ過ごせる。目の前は直接ホーム

FALのバーリ駅はFSとは違う駅前広場のはずれのビルの2階にある。日本の観光向け私鉄のような大きな看板がない為事前に予備知識がないと見つけるのが簡単ではない。ここの車両の落書きは特にひどい。きれいな車両もあるがまさか落書き専用車が設定されている訳ではないだろうが。この鉄道線ゲージ幅は1m未満で日本のJR1067mmよりさらに狭い。非電化の気動車で乗り心地は少し問題あるも加速も、走行性能も見かけによらず軽快で丘陵地帯をハイスピードでかけぬける。ヨーロッパは歴史的にも車とともに車両のディーゼルエンジンの技術が高くたとえ古い車両でもひけをとらない。出発は4両ぐらいだったがマテーラでは1両になっていた。バーリからマテーラまで約1時間半。

 

  マテーラ駅のホームは地下にある。一般に欧米の地下鉄を含む地下駅は伝統的に薄暗く日本のように新聞が読める明るさはここでもない。

   

予約したマテーラの宿に地図をたよりに向かうが街並みが路地か通りか区別がつかず迷路をさまよう。最後に親切な方に宿の管理人を呼び出してもらい、やっとの事で目的の洞窟部屋に案内してもらうことができた。予め”駅に着いたら電話の事”との連絡を無視したのが甘かった。もっとも管理人も親切な方も日本語はもちろん英語も全く分からず仮に電話をしても通じたかどうか。ほとんどのレストランは夜8時をすぎないとあかない。洞窟レストランで夕食をとる。



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