故郷はトイ・ボックス

♫やっとこやっとこ かきだした♫

ゴム段だん

2022年01月14日 | 昭和30年代の町の子の生活

お片付け。ようやく原稿用紙が広げられるようになりましたが・・・

ここまででいいことにしちゃいたい。


活動的なゴム段が、女の子の遊びだったというのは、時代が進めば忘れられそうな気がする。

駄菓子屋で長いゴムを買ってくる子もいたが、家の輪ゴムを根気よくつないで長くしてくる子もいた。
スカートはパンツの足外側部分にはさんで、ひらひらとパンツが見えるのを防ぐ。
持ち手が足りないときは、木や電柱にしばりつければいい。
くぐったり、足を引っかけて飛ぶ技もあって、ナワトビより懐の深いところが好きだった。

 

一時期、教育テレビでゴムダンおじさんなるものをやっていて、これで復活すればいいと思ったがダメだったようだ。
テレビで見たからやってみよう、みんなを集めて指導しよう、ではゲームになってしまう気がする。それでも十分面白いのだが。

子供たちの遊びには、実に様々な知恵と思いやりが綾なされていた。

高度成長期以降に失ったものは大きい。

 



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