外国人おもてなし語学ボランティアの講習会に行ってきました。
動画やグループワーク、ペアワークも交えての楽しい3時間半でした。
動画では、東京谷中にある外国人に人気の旅館となった澤の屋さんのおもてなしの様子を見ました。
澤の屋は客室12の昔ながらの旅館で、数年前客足が減って困っていたところ、同じ旅館仲間の矢島旅館に外国人客を勧められたところから今のような人気旅館になったそう。
便利できれいなイマドキのホテルより、こちらを選ぶお客さんの声。
「伝統的な日本の部屋や浴衣、食事が楽しい」
「日本的なもてなしを受けられるのが嬉しい」
「子供たちにも、その国の文化を体験させてあげたい」
等でした。
外国へ旅行したら、その国ならではのものを満喫したいものですよね〜。
沢の屋は家族経営なので、お客との距離が近く、温かい対応をしてくれるのも魅力なようです。
英語が決して堪能である必要はなく、
あらかじめ「あまり英語はわかりません」
と客に伝えておくと、双方が一生懸命伝えよう、理解しようとし合うので大丈夫だそう。
ご主人の言葉が、印象に残りました。
「よくいらっしゃいました、という気持ちを持ってお迎えしていれば伝わるものですね」
コミュニケーションって、結局そういうものだな、と改めて思いました。
2020年東京オリンピックに向かっていく今、当たり前だけど英語圏ではない観光客もますます増えています。
相手の気持ちに寄り添い、アイコンタクトや簡単な言葉を使って困っている内容を明確にし、必要なサポートをする力。
同じ日本人同士の中でも大切で、育てる必要のある、いわゆるコミュニケーション力だと思いました。