晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

善意のリレーで愛しの茗荷饅頭を口にすることが出来ました!

2011年08月19日 | 七つ星

一昨年から、jellyさんに聞いていた茗荷饅頭をやっと口にすることができました。(団子なのですが、地元では茗荷饅頭と親しまれているとjellyさんより指摘されて書き直しました)。”いきなり団子”は熊本を代表する昔からのお団子で私の大好物ですが、jellyさんからコメントに「茗荷の皮で包んで蒸した団子はそれ以上に美味しい」ともらったのです。それ以来ずっとずっと私の憧れとなった茗荷饅頭。検索して調べるとやはり彼女の故郷の八代にしか伝わらない郷土物とのこと。ネット販売もされていなかったのです。それならばと藁にでもすがる気持ちで、”七つ星”のスタッフの熊本市内出身者のUさんに話してみました。やはり知らないとの返事が返ってきて落胆し、お盆の頃に作るお団子なので、今年もだめかぁ~とあきらめていました。ところが、今日、Uさんがにこにこ顔で持って来て下さったのです!彼女はペンギン水族館のボランティア仲間である八代出身の大学生に私の話をしたのだそうです。「茗荷饅頭って知ってる?」と訊ねると、「最近は食べてませんが、子供の頃は良く食べてた」という返事をもらい、その時は話だけで終ったと思っていたということ。しかし、その男の子は夏休みで帰省し、お土産にたくさん買って来てくれたらしいのです。そして我が家にもそのおすそ分けがまわってきたのでした!

いとおしむ様に茗荷の葉を丁寧にはずして食べました。うっとりするような粒あんが口の中でとろけて懐かしい味が広がります。側に茗荷の香りがほのかに移り、くるまれた餡子もたっぷりと塩気もほどよく・・・。期待に応えた茗荷饅頭にシアワセなひと時をもらえました。饅頭ひとつに、『念ずれば通ず』とはこのことだろうと思える私は何て???

さてさて、私たち七つ星も美味しさを届けられたかしら? 

こんがらがったbambooは饅頭と団子の違いを調べてみました!

饅頭は小麦粉でつくったもので中国北方から伝わったいわゆる蒸しパン。焼いて作るタイプもあります。栗まんとか、どら焼き・・。
だんごは上新粉(うるち米の粉)からつくったもので、団子にも餡(具)をくるんだものがあります。中には蒸すものもあるとかで生地は伸びないそうです。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ミョウガ団子ですね。 (リンドウ)
2011-08-21 21:33:54
子供の頃、母の手作りのこの団子を食べましたよ。
米の粉を使ったと思います。
熊本市に嫁いでから、こちらでは二度作り団子という三日月の形の団子が主流で・・・
所変われば品変わりで、ミョウガ団子は口に入りません。
この頃の私の山仲間、マッスルさんをご存知みたいですよ。
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Unknown (jelly)
2011-08-22 09:24:18
学生さんの善意あり茗荷万十、美味しさが数段あがりましたね。
不思議なご縁で手に入ったのに、驚きました。う~ん流石、bambooさんのネットワークの広がりバイ。

あのね、団子なんだけど万十って呼ばれてるのよ。「茗荷万十」

八代は、い草が昔から特産だったんだけど、
夏の早朝からの農作業に合わせて、お饅頭屋さんは5時半には開店し茗荷万十が並んでたそうです。
きっと農家用に沢山作られていたと思います。勿論農家でも「我が家の茗荷万十」が作られていたのでしょうね。
ただ忙繁期なので買った方が早かったのか、知ってるお店では、びっくりする位すごい量の茗荷の葉が置いてありました。


こちらのお盆の団子は、お迎え団子が黄粉団子、送り団子が白団子(お供え用だけで食することはなかった)でした。
そう言えば、黄粉団子と共に餡付け団子もありましたよ。

甘い記憶ですね。
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スウィート・メモリー?! (bamboo)
2011-08-22 10:42:39
八代組に御2人おそろいでコメントを頂きました。とても嬉しいです!

リンドウさんへ☆彡

>こちらでは二度作り団子という三日月の形の団子が主流で・・

三日月型のお団子とは何と珍しいわね。そちらにも興味が出てきたど!所変われば品変わりの団子巡りもおもしろそう!

>この頃の私の山仲間、マッスルさんをご存知みたいですよ
私はお会いしたことがないのです・・・。でもメールのやりとりを通して、優しい男性とお見受けしています。


jellyさんへ☆彡

>あのね、団子なんだけど万十って呼ばれてるのよ。「茗荷万十」

ネーミングを書き換えました(*^_^*)が、違いが解らなかったのでそれも勉強になり一つ賢くなりました。ありがとう!

>八代は、い草が昔から特産だったんだけど、
夏の早朝からの農作業に合わせて、お饅頭屋さんは5時半には開店し茗荷万十が並んでたそうです。きっと農家用に沢山作られていたと思います。勿論農家でも「我が家の茗荷万十」が作られていたのでしょうね。ただ忙繁期なので買った方が早かったのか、知ってるお店では、びっくりする位すごい量の茗荷の葉が置いてありました

お饅頭の歴史も調べると興味は尽きないように思えます。たぶん文献になってるはずだよね!
あと一個だけ冷凍していた茗荷饅頭ー、お昼に食べるのがもったいない(は・は・は)。あまり見つめすぎると小さくなるかも!

肩をお大事に!


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