朝まで天山へ行く予定だったのに、多久ICを通過し大和ICで降車しやっぱり脊振山系金山へ登ってしまいました。
西多久PAより天山
福岡へ通じる263号線三瀬峠で殺人が起きるという設定の「悪人」を読んでいる最中だったので三瀬峠が怖かったのだけど、舞台となった場所を確かめたい気持ちもあったのです。三瀬峠トンネルの旧道を上りあがった左手が井原山、右手に金山を目指す登山口あたりが小説中女性が置き去りにされた場所かもしれない・・・と思うとちょっとテンションが下がります。
春に集中して登っていて、地図を持参していなくても頭の中で地図が描けるほど把握できているので不安はさほどありません。登りがけ草が背丈並に延びている箇所は2、3分だったので一安心。ギボウシやヤブランの紫、ミヤマウズラが時折顔をのぞかせ、ホトトギスが愛嬌を振りまいて咲く登山道は暗いブナ林に浮き上がって延びていました。
本当に霧深い山だこと、登った日が晴れたためしがないなぁとpoleに話しかけた途端、目の前に突然霧から現れた男性が立っていました。道を譲るために待っていて下さっていたのに霞んでいて見え辛く、どきっとしてしまいました。
いつもはブナ林に胸ときめかせるはずがテンションは落ち込んだまま~。
曲渕ダムが時折見えるだけ
アゴ坂へ行く分岐から沢沿いの道を歩こうと左手へ下りました。
標識が新しくきれいになっていた!
花乱コースと合流すると沢の流れが耳に心地よく響き渡り、道も明るく開けてきました。落下した椿を踏まないように歩いた道には勢いの無いモミジガサが夏の終わりを告げています。ヤマジロボウエンゴサクに彩られていた急斜面を思い出しながら登り詰めると金山頂上
頂上は今までで初めての賑わいをみせていました。人恋しかったのでとても嬉しく佐世保から来られていた男性3人連れと昼食を御一緒することに~。後から登ってこられた彼らに「すみませんねぇ~、お邪魔しますよ」と声を掛けられ、私は「山は共有物ですよ」と場所を詰めると「いえいえ、早い者勝ちです。すべて世の中、山といえど競争社会ですから・・・」と笑いながら機知に富んだ返答。
すっかり気を良くしたpoleも楽しそうに話に加わったのです。昼のメニューは鹿児島の母からもらった素麺でにゅうめんを作りました。刻み青ねぎとしいたけ、湯がいた豚肉を付け足すと、あつあつの麺がもう温かくく感じられます。さつま揚げをつまみ、先ほど沢で汲んだ水でコーヒーを沸かし、かるかん饅頭で故郷の味を締めました。
俳句をされている彼らと話が弾んだのは云うまでもありません。恐妻を逃れて山へ登っているとユーモアーたっぷりに語られる彼らー、山は人との出会いもやはり欠かせないとあらためて感じた日でした。またいつかどこかでお会いしましょうね。
西多久PAより天山
福岡へ通じる263号線三瀬峠で殺人が起きるという設定の「悪人」を読んでいる最中だったので三瀬峠が怖かったのだけど、舞台となった場所を確かめたい気持ちもあったのです。三瀬峠トンネルの旧道を上りあがった左手が井原山、右手に金山を目指す登山口あたりが小説中女性が置き去りにされた場所かもしれない・・・と思うとちょっとテンションが下がります。
春に集中して登っていて、地図を持参していなくても頭の中で地図が描けるほど把握できているので不安はさほどありません。登りがけ草が背丈並に延びている箇所は2、3分だったので一安心。ギボウシやヤブランの紫、ミヤマウズラが時折顔をのぞかせ、ホトトギスが愛嬌を振りまいて咲く登山道は暗いブナ林に浮き上がって延びていました。
本当に霧深い山だこと、登った日が晴れたためしがないなぁとpoleに話しかけた途端、目の前に突然霧から現れた男性が立っていました。道を譲るために待っていて下さっていたのに霞んでいて見え辛く、どきっとしてしまいました。
いつもはブナ林に胸ときめかせるはずがテンションは落ち込んだまま~。
曲渕ダムが時折見えるだけ
アゴ坂へ行く分岐から沢沿いの道を歩こうと左手へ下りました。
標識が新しくきれいになっていた!
花乱コースと合流すると沢の流れが耳に心地よく響き渡り、道も明るく開けてきました。落下した椿を踏まないように歩いた道には勢いの無いモミジガサが夏の終わりを告げています。ヤマジロボウエンゴサクに彩られていた急斜面を思い出しながら登り詰めると金山頂上
頂上は今までで初めての賑わいをみせていました。人恋しかったのでとても嬉しく佐世保から来られていた男性3人連れと昼食を御一緒することに~。後から登ってこられた彼らに「すみませんねぇ~、お邪魔しますよ」と声を掛けられ、私は「山は共有物ですよ」と場所を詰めると「いえいえ、早い者勝ちです。すべて世の中、山といえど競争社会ですから・・・」と笑いながら機知に富んだ返答。
すっかり気を良くしたpoleも楽しそうに話に加わったのです。昼のメニューは鹿児島の母からもらった素麺でにゅうめんを作りました。刻み青ねぎとしいたけ、湯がいた豚肉を付け足すと、あつあつの麺がもう温かくく感じられます。さつま揚げをつまみ、先ほど沢で汲んだ水でコーヒーを沸かし、かるかん饅頭で故郷の味を締めました。
俳句をされている彼らと話が弾んだのは云うまでもありません。恐妻を逃れて山へ登っているとユーモアーたっぷりに語られる彼らー、山は人との出会いもやはり欠かせないとあらためて感じた日でした。またいつかどこかでお会いしましょうね。
通過したんですね~~(笑)
今日もお庭雲仙でしたが、「ミヤマウズラ」には出逢えません~>_<
でも秋の花達は準備万端でした(*^^*)
なかなか歩かない背振方面にもチャレンジしなきゃです。
ガイドブックの「金山」を開いて、どのような山域か、勉強していました。素晴らしい山ですね。 金山には全国で972点しかない、1等三角点が設置されているのですね。(柱石は18cm角だそうです)
ところで三瀬峠は小説の舞台になった所だったんですね。 小説の舞台になった所には、行ってみたくなるものです。
yanも「黒部の太陽」(木本正次著)の舞台となった、黒部第4ダムに通じる「関電トンネル」の大破砕帯をトローリーバスの中からですが、一目見たくて、行ったことがありました。
bambooさんの昼食は、どこかのレストランよりも、豪華で、美味しそうです。pole-poleさんは幸せものです。
山での出会いはいいですよね。
yanの場合は勇気を頂くことが多かったです。
又人生を変えるきっかけにも、なりまから、大事にしたいと思います。(例えばブログを始めるきっかけ)
秋の天山に、あの花たちに会いに、OFF会でまいりませんか?
すみません! でした。
コメント欄に、あったような?
なんせ、頭の調子が・・・???
でも、皆さんで会いたかったです♪
それならそうとメールでもらっていたら、断然多久ICで下りたのに・・・。
そろそろ気候的にも雲仙巡りが良い頃合になって来ましたので、次の出会いを楽しみに。
脊振でもミヤマウズラさんの葉とキッコウハグマの蕾はたくさん見かけましたよ。
賛成、賛成です。
終わりがけのマツムシソウやトリカブトの花が咲いていたので、9月末だったでしょうか?楽しい一日でした。YANさんとは顔見知りでなく、ただただお母ちゃんの言葉を信頼してYANさんのお車に同乗させてもらい、待っていて下さったお顔を拝見して安心したのを思い出しますよ
確かにコメントでYANさんに天山へ行くと返信しています。意識ははっきりしていたのよ、自信持って下され~
定を変更する悪い癖が多々ありますので、ごめんなさい
ご一緒できるのを、楽しみにしています。
詳細につきましては、メールをご覧ください。
ミヤマウズラが可愛かった~
今度も脊振に行く予定ですが、最近お天気が
いまいちですね~
秋の天山が気になっています。