晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

上大野木場仁田峠線登山遊歩道 仁田峠~上大野木場

2010年04月12日 | 
赤松谷に沿って火砕流の跡と平成新山を間近に見ながら登るルートです。延長約4.3キロの「上大野木場仁田峠線登山遊歩道」は総事業費約7500万円をかけ、2003年11月に完成していました。



さてさてどんな未知の世界が待っているのだろうと、新しいルートに心弾みます。想像していたよりヒノキが緑陰を作り、先ほどの展望台よりずっと涼しくてなかなか良いぞ。(展望台は21℃)。

入り口付近

          
ヒノキの植樹中

          
至る所に指示標が整備されているので迷うことはない

軍馬が飼われていたのが伺える


変化に富んでいるルートからは雲仙の山々が迫力持って眺められる
 


そよ風さんに下山開始を知らせるメールを送り「尾根を登っている途中」と返信が来た後で、そよ風さんから着信履歴が残っているのに気付きました。色んなところから試みるが電波が届きません。心配しながら下山していると声が聞こえてほっと胸をなで下ろしたbambooです。ここで車のキー交換と情報の確認をします。

いつものそよ風スマイルで颯爽と

刻々と違った表情を見せる雲仙は見飽きません




 


合成がうまくいってませんが・・・


木漏れ日射す木立はベンチなどが置かれ、どことなく観海アルプスの縦走路にも似ているよう
 


青い海が見える林道出合い


横道を枯れ草をかき分けて入ってみると、桜が植樹された不思議な場所でした。お花見するにはバックの雲仙が痛々しくて花見気分が吹き飛んでしまいそうです。


監視カメラが備え付けられていて、岩床山を地図で確認します。
「岩床山は正面の山かなぁ~。それとも野岳でしょうか?」


山馬鹿さんに忠告された、ラストに控える膝にくる急傾斜、魔の木造階段!


「ひぇーっ」下り終えてほっとするとどっこい小高い丘がまだありました。


笑っちゃうぐらい蕨が乾いた地面を割ってにょきにょき生えている蕨丸太階段。あくが強い春の恵みは一度味わえば充分な私たちなので採取はしませんが、蕨好きな人にはたまらないでしょうね。
            

            

案内板には3時間40分とありましたが、実際にかかったのは表示より短い2時間でした。こんなことなら前半部をもっとがんばってもおけば良かったと後悔しきり。(表示してある時間はあまりにも違いすぎ)
標高差が640mある上大野木場仁田峠線登山遊歩道はアップダウンが結構ありますがチャレンジする価値は大いにあり!ただしピストンはお勧めできません。

「ありがとう、そよ風さん、山馬鹿さん」新しいルートを紹介してもらえ、雲仙の魅力を再発見できました。
今年申請されている平成新山ルートはいったいどんなルートになるのでしょうか。これも待ち遠しいbambooです。

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6 コメント

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Unknown (マッスル)
2010-04-13 20:13:05
読んでいるだけで歩きたくなるようなルートですね。ぜひ機会があれば挑戦してみたいと思います。

井原山の「ナガバノスミレサイシン」ですが、10日(土)に再度行って調べましたがよくわかりませんでした(笑)


やはり、”スミレには手を出すな” でした(納得)
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お初のルートは (そよかぜ)
2010-04-13 21:03:55
bambooさん 交差縦走にお付き合いいただきありがとうございました。
このルートはなかなか歩き応えがありますです。
今度はぜひ登ってみてください。
あのいやらしい木の階段激登りで一気に汗が噴出すこと請け合いです。笑
でも、静かで人が居ないのがいいね。
写真で見えている山は野岳です。
岩床はルートから外れた所にあるようです。
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檜の香りが (山馬鹿)
2010-04-13 22:45:08
檜の香りが、確かにただよっていましたね~♪

下りがたくさんあり、足に負担を掛けたようで
すみません。筋肉痛になったのではありません
か、大丈夫?
あのルートのピストンは嫌ですね、ほんとに
ありがとう御座いました。
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マッスルさんへ(^^♪ (bamboo)
2010-04-14 20:24:32
>井原山の「ナガバノスミレサイシン」ですが、10日(土)に再度行って調べましたがよくわかりませんでした
10日のレポを拝見して、やはりシロバナフイリナガバノスミレサイシンなのでしょうかね
本当にエイザンさん以外に手を出すとブラックホールに落ちそうです。ニリンソウだけでなくイチリンソウも咲き始めたようですね。今すぐにでも会いに行きたいbambooですが、花へ寄せるマッスルさんの気持ちにはとてもとても敵いません
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下から3番目 (そよかぜ)
2010-04-15 10:25:46
bambooさん 謎を呼ぶ案内板でしたね。
下から3番目の写真で見えている山が牡丹山。
左手に堤があるじゃない。
これは土石流を防ぐために作ったみたいよ。
赤松谷はもっと深かったようだけど、噴火や土石流で埋められ谷が浅くなり、牡丹山の鞍部にとの差がなくなったよう。
それで牡丹山の鞍部にも流れ込みの恐れがあり、防ぐために堤を作ったとか。
地形図をみたら そうなんだ~ と納得。
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コメントありがとう! (bamboo)
2010-04-15 10:58:49
そうかぁ、やはり蕨山が牡丹山よね。
左手の堤の意味も納得できました
堤の形状をみて、何のためにあるのか不可解だったのです。土質もシラスに似て火山灰に近かったように感じられました。
いつか岩床山に登って確かめたいね
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