発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

3973.~無理せず追いつめず~

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「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「新しい課題に戸惑いが」(1月11日)

おはようございます。西国分寺教室の小川です。

講師から「さあ、勉強するよ」と声をかけると、「はーい!宿題やってきたよ」と

いつも宿題の入ったファイルを抱え元気よく入室されるAさん。

Aさんはいつも授業に積極的に取り組みます。

しかし、新しい国語課題に対しては少し消極的になり、なかなか取り組まないことがあります。

そんな時は、講師がまずは音読し、その後に口頭で確認しながら一緒に進めていきます。

「そうだね。正解だよ、解答用紙に書こう!」と促し、準備した課題の半分程度クリアした時点で、

無理はせず、

「残りは次回また取り組もうね」と声掛けして終了し、次の課題へと進めます。

お母様にも授業の状況をご説明し、ご家庭での宿題として協力いただいています。

これを繰り返しながら徐々に新しい課題に慣れるよう授業を進めています。

 

◇ワンポイント・メッセージ

無理をさせないこと、これが一番ですね。生徒さんは、講師が思っている以上に、分からないことや間違えることに抵抗感を持っています。「読んでみよう」「だいじょうぶだよ」という言葉にすら、追い詰められているように感じてしまうこともあるのです。まずは講師が音読を始めてあげることは良策です。内容が少しずつ分かってくると、安心して自然に新しい課題にとり組むことができてきます。その証拠に、Aさんはまた翌週、元気に宿題をもって通室してくるのです。

 

発達支援教室Elephas(エレファース) 

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