4465.~好きこそものの~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「理科が世界一好き」(8月8日)
おはようございます。東中野教室の安齋です。
K君は、生きものが大好きで、授業前後には必ず待合スペースで魚図鑑を見ています。
この日は「理科が世界一好き」と席に着くなり自分からアピールしてきたので、「生きもの」について調べることにしました。
教材は学習アプリを使います。
K君は目を輝かせながら画面を見て次々と答えて行きます。
「カマキリ」~「セミ」……………
まとめとして学習アプリのプリント問題一枚に取り組みます。
草むらに棲んでいる生きものに〇を~ 「カマキリ」「テントウムシ」……
水の中に棲んでいる生きものに〇を~ 「ヤゴ」「メダカ」……
間違えること無く全問正解でした。
最後の「最近見つけた生きものの名前は? 絵をかいてもOK」という問題でビックリ。
今学習したばかりの生きものを全て絵で描いたのです。
16×4cmの答え枠の中に15種類も。
「セミ」「カマキリ」「ザリガニ」「テントウムシ」………
しかもそれらは特徴を良くとらえているのです。
描き終えるまでに10分くらいかかりましたが最後まで続けてもらいました。
ここでの設問は「最近見つけた」となっていますので答えとしては完全とは言えないかと思いますが、
K君の前向きな姿や観察力に感動すら覚えました。
K君の持っているやさしさが現れているような絵で、彼の持っている得意なことをもっと伸ばしてあげたいと思いました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
K君の“生き物好き”は、本物ですね。好きなものに向かうこの集中力、持続力、意欲を学習力として大いに活かしていってあげたいものですね。