4312.~気づき、発想~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「2023年 3連休の少ない珍しい年」(2月10日)
おはようございます。武蔵境教室の伊藤です。
K君はカレンダーが大好きです。
講師が手帳を取り出さなくても、何か月も先の日付や曜日を教えてくれます。
年末年始や年度替わりはとても楽しそうです。
そんなK君にとって、今年のカレンダーは特別なようです。
例年より早く、去年の秋ごろからK君は2023年のカレンダーを話題にするようになりました。
計算や漢字に取り組んでいてもいつのまにかカレンダーの話になってしまいます。
K君に、パソコンで作文を書くことを課題にしました。
タイトルは「2023年の祝日、連休について」。
K君は月ごとの連休の有無を示して、祝日が土曜日に重なることが多く、
振替休日の少ない、3連休の少ない珍しい年、ということを作文に書きました。
「休みが少なくてちょっと困ってしまいます」と言いながらK君は笑顔です。
「K君、休みを作ってしまおうか」、と講師は提案しました。
しばらく悩んだあと、K君は作文の最後に書きました。
「2023年の連休は2022年と違って少ないです。
例えば6月に雨の日を作って、祝日にするといいと思います。」
◇ワンポイント・メッセージ
「2023年は、3連休の少ない年」。言われて初めて、・・・頷きました。すばらしい気づきですね。K君がカレンダーが大好きであるのも、何だか少し分かってきました。好きなものがあり、楽しんでいますね。講師の「休みを作ろう」という発想もイイですね。その提案に応えて、祝日を発案できるK君もまたおもしろい。