4567.~検定にチャレンジ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「“合格”というぴかぴかの字が!」(12月5日)
おはようございます。中野坂上教室の福沢です。
寒くなってきましたが、中野坂上教室は元気いっぱいです。
昨日、Sさんが授業にやってきて、
「先生、ちょっとこれを見て」と、書類を鞄から取り出しました。
学校のテストかな、と思って受け取ると、なんと、それは漢字検定の結果でした。
Sさんは、9月に漢字検定8級を受けていました。
その結果だったのです。
「先生、開いてみてよ」と言うSさんの言葉に押されて、ゆっくり開いてみました。
そこには、「合格」というぴかぴかの字があるではありませんか!!
「やったね!たくさん練習したから合格できたね。おめでとう!!」
「先生に見せたかったの。中学では合格できなかったけど、今度は合格できたよ」。
Sさんと手を取り合って、二人で喜びをかみしめていました。
「今度は7級に挑戦しようね」と言うと、
「できるかな、むずかしいよね」と、ちょっと不安げな表情になりました。
「一緒に練習すれば、きっとできるよ」と声をかけると、
「うん、やってみよう!」と、また元気な声になりました。
一人じゃないよ、二人でやれば怖くない。
これからも、Sさんの背中を押しながらいつもSさんが笑顔でいることができるように、声をかけていこうと思います。
◇ワンポイント・メッセージ◇
漢検8級合格、Sさん、おめでとうございます。こんなに嬉しい何て、講師と二人でこんなに喜び合えるなんて、すばらしいですね。漢検をはじめ検定試験は、ひとり一人の習得段階に合わせてチャレンジしていく課題です。しかも課題の形態や内容、レベル、量が一定で予め明確に示されています。そして、合格は大きな達成感、喜びとなります。生徒さんが、日々コツコツと取り組んでいく課題として大いにお勧めです。