4767.~一体感~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「生き物をジェスチャーで披露」(7月25日)
おはようございます。Elephas東中野教室の安齋です。
支援校中3のS君は、生き物大好き。
ここ数か月、講師とのコミュニケーションの一環として、授業開始のほんの数分間、
生き物の簡単なジェスチャーを見てそれに答えるゲームをしています。
生き物を一つずつ増やしていき、今は14種。
イカ、タコ、エビ、………、カタツムリ、ヒトデ、カエルなど、
お家で考えて来た追加の生き物をS君がジェスチャーとともに披露してくれます。
カタツムリやカエルなど、その形を手と指を使って表現するのですが、中にはかなり凝っているものもあって、
講師は即座にその形をつくることが出来ないほどです。
前回の授業では、講師が「イカ」などランダムに8種くらい出題し、全てジェスチャーで返すことOKでした。
当然間違いはありません。
もともと笑顔を時折みせてくれる生徒さんではありますが、
この取り組みを行ってから、S君の笑顔は確実に増え楽しそうです。
好きな物を覚えていくことをきっかけに、これを教科学習、生活に即した習慣づけにどう生かしていくのかが、
講師の腕の見せ所といったところでしょうか。
やりがいも感じます。
さぁ、今週はどんな生き物をチョイスしてくるのか。
また講師が手こずるジェスチャーを考えてくるのか、ハラハラドキドキです。
◇ワンポイント・メッセージ◇
いろいろな特技があるものですね、S君、そこまで凝った表現ができるとはすばらしい!また、それに講師がすっかり嵌って大いに楽しめているところがイイですね。生徒さんに関心を持つこと、知ること、それに並んで一体感を持てること、共感することもとても大切です。そこから、信頼感が生まれます。授業の原点は、その辺りにありますね。